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Claude Agent Skills学習メモ:登山プランナーのSKILL.mdファイルを作ってみる
公式ドキュメント
Introducing Agent Skills
スキルは、専門知識をパッケージ化したカスタムオンボーディング教材
Excelの操作や組織のブランドガイドラインの遵守など、専門的なタスクをより効率的に実行
スキルの特徴
- 複数のスキルを組み合わせられる
- Claude アプリ / コード / APIで同じフォーマット
- 必要なときに必要なスキルがロードされる
Equipping agents for the real world with Agent Skills
構成要素
- 指示
- スクリプト
- リソースファイル
SKILL.mdの構成
- レベル1:SKILL.md Metadata(YAML)
- 常にロードされる
- 〜100トークンまで
- name, discription
- レベル2:SKILL.md Body(Markdown)
- Skillとトリガーとして呼び出される
- 〜5kトークンまで
- Overview, QuickStart
- ここから段階的に他の参照ファイルを呼び出せる
- ./forms.md , ./reference.md
- レベル3:Bundled files(textfiles, scripts, data)
- Claudeが読み込み必要があると判断
- 〜無制限
コンテキストウィンドウ
Agent Skills Overview
スキルはClaudeのVM環境を活用し、プロンプトだけでは実現できない機能を提供します。Claudeはファイルシステムにアクセスできる仮想マシン上で動作するため、スキルは指示、実行コード、参考資料を含むディレクトリとして存在し、新入社員向けのオンボーディングガイドのように整理されます。
このファイルシステムベースのアーキテクチャにより、段階的な開示が可能になります。つまり、Claude は事前にコンテキストを消費するのではなく、必要に応じて段階的に情報をロードします。
公式のskills集
疑問メモ
Slash Commandとの違い
subagentsとの違い
登山プランナー作ってみる
下準備
ClaudeアプリでSkillsをONにして、skill-creatorをONにする。
投下プロンプト
以下のCloaude Skillsファイルを生成してください。
足りないポイントや要件的に安定しないところは端折りながらうまく実装してもらえると。
ユーザーヒアリングから最適な山候補をあげてください。
# ヒアリング内容
- 最寄り駅
- 登山したい日
- 日帰り or ◯泊?
- これまで登ったことのある山(オプション)
# 選定フロー
- 登山したい日の日本全国の天気予報をチェック
- 全体的に雨の予報の場合は直近で晴れかつ平日の候補日をユーザーに共有
- 日程FIX後に山候補の選定
- 最寄り駅から12時間以内に登山口にアクセス
- オプション記入がある場合は、登ったことがない山にフィルタリング
- 候補の山を5種類選定
- 日帰り、宿泊に合わせて登山計画を作成
- 5つの山の登山口までのアクセスを調べて出力にまとめる
# 出力
- 5つの候補の提示
- 公共交通機関で向かう場合の交通計画
- 登山計画
出力skill.mdファイル
(ファイル形式やmdファイルのアウトプットフォーマットで修正あり何度かやりとりあり)
改善点
- 登頂した山が200超えてると探索フローが重い
- 国内の山と位置情報、登山時間、登山口などまとまったCSVファイル用意すればカバーできそう
その他ソース
Claudeを"育てる"新常識! Agent Skills徹底解説 - あなたの仕事を自動化する魔法のレシピ
Agent Skillsは、MCPが抱えていた課題(コンテクストの消費量が多過ぎるなど)を「段階的開示(Progressive Disclosure)」という賢い仕組みで解決します。
Claude Skills - MCPよりも大きなエージェント向けSOP
- MCPよりもトークン効率が良い
- 各MCPにバンドルされている多数ツールやそのツールを使うタイミングなど多くのコンテキストが内包されているため
-モジュール形式で再利用しやすい形になっている弊害- エージェントにいつどのツールを使うか自体も詳細に定義づけが必要になってしまう
- エージェントにいつどのツールを使うか自体も詳細に定義づけが必要になってしまう
- 各MCPにバンドルされている多数ツールやそのツールを使うタイミングなど多くのコンテキストが内包されているため
その他
今後のエージェント開発の参考
Discussion