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現場改善#017 治具管理システムの開発

2022/10/17に公開約1,000字

あらすじ

現場リーダー「Accessで治具を管理してるけどうまくいかない。ちょっと見てくれない?」
私「なんで同じ図面番号なのに分けて管理してるんです?」
現場リーダー「勝手に改良するから、形状がちょっと違うんだよねー」
私「??? ちょっと詳しく教えてください」

課題

同じ図面番号で管理しているのに、形状が違うというのは問題でした。当時は図面番号単位の数量管理なのに、前提の図面番号が当てにならないので発注時にも安全在庫を上乗せしてしまい、在庫が徐々に増えている真っ最中でした。

現場の改善活動の一環として、治具の加工業者に個人的に形状の改善を依頼する事が継続して行われていたせいで発生している問題でした。

対策

治具の図面番号と変更管理は現場リーダーに交通整理してもらいました。そのうえで、治具を
個体管理できるよう、

  • Webによる治具管理システム(ASP.NET)
  • ラベル発行アプリ(WindowsForm)
  • 棚卸用ハンディターミナルアプリ(WindowsCE Formアプリ)

を作成し、個体管理できる体制を作りました。

効果

図面番号と在庫がきちんと一致する状態に戻すことができ、治具管理システムの在庫数が正しい
状態で維持できるようになりました。その結果、安全在庫を上乗せして発注する必要が無くなりました。

また、注文書作成から発注するまでに、関係部門の押印が必要でしたが、すべてシステム上で承認できるように対応したことで、注文書作成発注までのスピードが5日から2日となりかなり短縮されました。

あと、開発対象が ASP.NET / WindowsForm / WindowsForm(CE)となった事で、VisualStudioで開発できる範囲内なら内製してしまえと良くも悪くも振り切って進める事にしました。

もう一度同じことをするなら

ハンディターミナルの開発は無駄に時間と労力をかけてしまったので、メーカー提供の簡易開発機能などでカバーする範囲を決めるなどして、保守の運用負荷を考慮するべきでした。

Discussion

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