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現場事例#009 OCR製品は前菜
あらすじ
事務さん「毎日入荷時の情報を手入力しているので、もうちょっと楽にできません?」
私「じゃあ、調べてみますねー」
という流れから、OCR製品について調査を開始。これがかなりの沼だったのでご紹介します。
作業イメージ(理想)
OCR製品というと、なんとなく画像からテキストをいい感じで抽出してくれるイメージを
もっていました。なので、この話を聞いた時のイメージは下記でした。
作業イメージ(現実)
OCR製品を調べていくと、テキスト抽出したあとCSVで出力するところまでが
カバー範囲のようです。
また、前工程としてOCRできるように対象の書類を画像に変換する作業が要ります。
さらに出力されたCSVファイルを基幹システムに取り込んで、反映する機能が必要です。
そもそもCSVファイルによるデータ連携のI/Fがあれば問題ありませんが
そうでない場合は、基幹システムにCSVファイル取込のI/Fを開発する必要が
ありますので、OCR導入よりもボリュームが大きくなってしまいました。
これで、OCR製品は前菜と表現した理由がご理解いただけたでしょうか。
まとめ
OCR導入時は基幹システム改修も含めた方がよいです。
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