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Unity roadmap for 2023 | Unity at GDC 2023のマルチプラットフォーム部分の抜粋

2023/04/04に公開

GDC 2023にてUnityの2023ロードマップの発表がありました。
動画はこちら
ここで発表された内容は2022 LTSと2023.1に関係があります。

※動画の冒頭にありました通り、発表された内容は変更される可能性があります。
また、私が視聴して残したメモなので、私が聞き間違えている恐れもあります。
重要なポイントは上にリンクしている動画を視聴して確認してください。
間違いありましたらコメント頂けましたら確認して訂正します。

登壇者は以下の4名(発表順)
 ANDREW BOWELL (SENIOR DIRECTOR, PRODUCT MANAGEMENT UNITY)
 SIMON ELLISTON BALL (DIRECTOR, PRODUCT MANAGEMENT UNITY)
 MATHIEU MULLER (SENIOR TECHNICAL PRODUCT MANAGER UNITY)
 TARA A. LEXIS (DIRECTOR, PRODUCT MANAGEMENT UNITY)

Input System、Package Manager、UI Toolkit、Rendering性能の向上、Raytracing、SpeedTreeなど多岐にわたるプレゼンテーションでしたが、ここでは後半部分(42:29以降)の"Maximizing your platform reach"について抜粋します。
このセクションの発表はTARAさんが行われていました。

  • AndroidのManifestファイルをUnity外部で管理すると煩雑になるが、Android configuration managerを使うとUnity Editor内で管理が編集できるようになる。(22.2, 22LTS)

  • Memory Advice APIを使うとより詳細なメモリ使用についての情報を取得できる。(22.2, 22LTS)
     ※今あるMemory Profilerとは違うレベル?不明。

  • GameActivity for Androidを利用してアプリのライフサイクルや入力イベントの情報が取得できる様になる(23.1)

  • サポートされるコンソールプラットフォームではインクリメンタルビルド(差分のビルド)が利用できるようになる(22.2, 22LTS)

  • Wifi経由でのChormeOSへのビルドと実行(22.2, 22LTS)

  • Native ARM64サポートの追加(23.1)

  • Mobile Browserサポートの追加(22.2, 22LTS)
     タッチ、ソフトキーボードなど

  • WebGL メモリアレンジメント(22.2, 22LTS)
     メモリ管理が重要なので、性能確認用の診断オーバーレイを提供

  • Tool chainのアップデート(22.2, 22LTS)

  • WebGLでのマルチスレッディング対応(22.2, 22LTS)

  • フォビエイテッド レンダリング対応(22.2, 22LTS)
     視野の中央を高解像度でレンダリングし、外れるにつれて解像度を落とすことで自然な見え方と負荷削減を実現

  • Single-pass rendering(22.2, 22LTS)
     いまもStereo Rendering MethodでSingle Passはあるので新機能というより対応した、というニュアンス?

  • ハプティクスと(3D)オーディオ体験(22.2, 22LTS)

  • OpenXR Plugin(対応中)

  • Composition layers(23.2までに対応)
     UI、テキスト、ビデオといった表現レイヤーを高画質で利用できるようにするもの

  • ハンドトラッキングのパッケージ(22.2, 22LTS)

  • XR Interaction Toolkit(22.3)
     アイトラッキング、フィンガーレイなど

  • AR FoundationのMeta Quest Device対応(23.2)

  • AR Foundationのパススルーカメラ対応(23.2)

  • XR Simulation(22.2, 22LTS)

  • XRI Device Simulator(22.2, 22LTS)
    これらSimulationはUnity内で合成環境を構築して、作成したXR/ARアプリケーションを実行すること(いまあるUnity Marsと同じ??)

  • 新しいインタラクション系のサンプルプロジェクト(22.2, 22LTS)

  • 新しいプロジェクトテンプレート(23.2)

新しい機能、いまある機能の拡張、様々な内容が含まれていましたが、PSVR2やQuestなど新しく出たデバイスを活用するための機能の説明が一番わくわくしましたし、印象に残りました。

Discussion