プログラミング言語学習サービス「Exercism」が良さそうなのでおすすめしたい
はじめに
おもむろにRustを勉強しようと思い、何か良い教材がないかと探していたら「Exercism」というサービスを見つけた。
あまり知られてなさそうだが、試してみたら非常にクオリティが高かったので紹介したい。
Exercismとは
プログラミング言語学習サービス。各言語ごとに多数の練習問題が用意されており、それらを解きながら言語を学ぶことができる。言語は60言語ほど用意されている(2022年7月29日現在)。
「この順番で学ぶといいよ」というロードマップが敷かれており、それに沿って問題を解くと効率よく学ぶことができる。
「Rust」の学習ロードマップ
問題を選ぶと問題文が出てくるので、内容を読んで回答のコードを書くよくあるスタイル。
面白いのが回答のコードをWebから提出するだけでなく、ローカルで書いたコードを提出でき、それ専用のCLIツールも用意されている点。自分の環境でコードを書けるので、より実践に近い感覚で勉強ができる。
問題文の画面
MacだとCLIツールをbrewから落とせるので、とっても簡単(これ感動した)。
brew update
brew install exercism
問題を解くと、他の人がどんな風に解いたかを見ることができるので、それを見ながら再度解き直すと非常に学びになる。次に、このサービスを触って特に良いと思った点をいくつか紹介する。
おすすめポイント
1. ずっと無料
公式TOPにもあるが 100% free, forever である。forever はやりすぎでは?と思ったが、気持ちはありがたく受け取りたい。運営は寄付金で賄われているようである。
2. UIが良く、使いやすい
何というか、触ってて気持ちがいい。1年ほど前にリニューアルをして現在の形になったようだが、非常にセンスの良さを感じた。デザインもポップな感じで、勉強っぽくなくて良い。
3. ゲーム性があり、楽しい
達成感を味わえる仕組みが散りばめられている。自分の課題の達成率が分かりやすく見えて、達成感がある。また、何か特別なことを達成するとバッジが貰える仕組みがあり、トロコン勢にはやりこみ要素となるだろう(画像はまだやり始めたばかりなので寂しいが)。
進捗率の確認画面
バッジ一覧画面
4. コードをメンターに見てもらえる機能
自分はまだ試していないが、自分が書いたコードを詳しい人に見てもらえる機能がある。
「こんなコードでいいのか...」「もっといい書き方があるんじゃないだろうか...」と思ったら使ってみるといいかもしれない。メンターも有志の方なので、ここぞという時に使おう。
おわりに
こういうサービスを作ってくれるコミュニティーには本当に感謝しかない。
せっかくなので寄付しようと思ったが、ドル払いなので円安が落ち着いたら贈りたいと思います(すいません)。
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