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WindowsでClaude Code GitHub ActionsをProプランで利用する

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はじめに

昨今話題のClaude Codeが、Proプランでも利用できるようになったと聞いて試してみることにしました。
しかし、実際にセットアップを始めてみると以下のような課題に直面しました。

  • WindowsではClaude Codeを直接実行できず、WSLを使う必要がある
  • ProプランでClaude Code GitHub Actions(以下CC Actions)が利用可能かどうか不明

同じような状況で困っている方の参考になればと思い、セットアップ手順をまとめました。
急いで投稿したため、文章が整理しきれていない部分もありますが、ご容赦ください。

環境

OS: Windows 11 Pro
Claudeプラン: Proプラン

結論

Windows端末でClaudeのProプランでも、CC Actionsを問題なく利用できました。

セットアップには、WindowsでのClaude Code導入方法を解説された記事と、ProプランでのCC Actions設定方法をまとめられた記事を参考にさせていただき、スムーズに環境構築を進めることができました。

WSLでClaude Codeを起動する

CC Actionsを利用するには、Claudeの認証情報が必要です。そのため、まずローカル環境でClaude Codeをセットアップする必要があります。
セットアップは以下の記事を参考にしました。

基本的に記事の手順通りに進めることで、WSLを使ってClaude Codeを起動できました。

Claudeの認証情報を取得する

認証情報の取得については、以下の記事を参考にしました。

CC Actionsの手順は上記記事の通りに進められましたが、Keychainで認証情報を取得する部分がWindowsでは異なりました。
Windowsの場合、~/.claude/ディレクトリに.credentials.jsonファイルが生成されるので、ここから認証情報を取得します。
以下のコマンドでファイルの内容を確認できます。

cat ~/.claude/.credentials.json

その後は、参考記事の通りにCC Actionsのシークレットを登録します。

ワークフローの作成

参考記事のワークフローをそのままコピーして使おうとしたところ、エラーが発生して動作しませんでした。
ActionsのIssueを確認したところ、同様のエラーに遭遇している方がおり、modelパラメータの指定が必要であることが判明しました。
Run Claude PR Action部分を以下のように修正することで、正常に動作するようになりました。

claude.yml
  uses: grll/claude-code-action@beta
  with:
+   model: "claude-sonnet-4-20250514"
    use_oauth: true
    claude_access_token: ${{ secrets.CLAUDE_ACCESS_TOKEN }}
    claude_refresh_token: ${{ secrets.CLAUDE_REFRESH_TOKEN }}
    claude_expires_at: ${{ secrets.CLAUDE_EXPIRES_AT }}

    timeout_minutes: "60"

おわりに

WindowsでCC Actionsを使いたい方の参考になれば幸いです。
セットアップは少し手間がかかりますが、一度設定してしまえば非常に便利なツールです。

※本記事の手順による環境設定や動作については、自己責任でお試しください。

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