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Numerai Meetup Japan2021を開催してみた

8 min read


by Richard Craib, Numerai CEO

この記事はNumerai Advent Calendar 2021の22日目の記事です。

本邦初公式Numerai Meetup、Numerai Meetup Japan 2021を開催した備忘録でございまぁす。

目的

コロナが日本では一旦抑えられている奇跡的なタイミングで、会場(約30人)とオンライン(約80人)のハイブリッド開催となった本イベントですが、自分はこういったイベントをホストするのが初めてでなかなかしんどかった面白かったです。

次の開催者の貴方の参考になればと残しておきます...!

内容的にzennに書いていいか?とちょっと思いましたが、今後パンデミックが収束していくタイミングで、より多くのハイブリッド開催のイベントが行われると思います。そんなとき、「こういうイベントってどう開催したらいいんだ...!?」というエンジニアの方も増えていくでしょう。

zennは↓にあるようにエンジニアのための情報共有コミュニティですので、

会場+zoomのハイブリッドイベント開催を迫られたエンジニアのための情報が1記事くらい落ちててもいいのでは...?と思い、

なんらかのイベントの開催者の貴方の参考になればと残しておきます...!

イベント準備

はじまりはいつもTwitter

全てはNJのこちらのTweetから始まりました。

https://twitter.com/tasha_jade/status/1455989012901007361?s=20

...あっ、間違えましたこっちです。

https://twitter.com/tasha_jade/status/1450527516280561666?s=20

要は「日本でNumeraiのmeetupをやらないか?お金は出すよん」

という申し出でした。

こういった話自体は以前から出ていましたが、パンデミック下でなかなか実行に移されることはありませんでした。

ただ、2020前半に出たUKIさんの記事などにより、Numerai日本人プレーヤーらしき人がどんどん増えてきていることはNumerai側も認知していたようです。

感謝の意を表現する方法として、日本語話者同士が母国語で交流する機会を設けたい、というありがたい申し出でした。

現地のオーガナイザーになる

NumeraiはUSベースのヘッジファンドで、社員に日本人は今のところいません。日本で日本在住者向けにmeetupを開催するには、現地人の協力が必要です。

NJとチャットをして、自分がやることにしました。

よくこんな面倒なこと引き受けましたね??と懇親会で言われたりしましたし、自分も正直めんどいなーとは思ったのですが、

基本的に引きこもっているのでたまにはこういうリアルワールドのイベントを仕切ってもいいんじゃないかなーと思ったり、

当時引っ越し直後でそこそこのお金が家に溶けていたのでバイトで稼ぐのもいいかーと思ったり、

英語使う機会があればやった方がいいなーと思ったり、

Numeraiの提出完全自動化してからなんもしてない...tournamnet死んでる...なんかインスピレーションが欲しい...と思ったり、

色々思案してみるとマイナス理由よりプラス理由の方が多いと思ったので、やることにしました。

何より普段Twitterで絡んでるあの方やあの方はリアルではどうなのか...?

怖いもの見たさはありましたね。

Meetup開催の必須条件

Numeraiに関するMeetupは本邦初開催でしたが、日本以外ではもちろんUS等で同様のイベントは行われていました。イベント開催にあたり、現地オーガナイザーがやることは、

  • 開催都市の決定
  • 開催日時の決定
  • イベント告知
  • 参加者のNumeraiユーザー名の把握
  • 登壇者の公募
  • 開催会場の決定
  • 懇親会の食べ物と飲み物の調達
  • 登壇者の宿泊所の決定
  • 当日の録画録音

だなとTODOリストをまず作りました。

NJとコミュニケーションを取り始めたのが10月終わりで、Meetupは今年開催したいという要望だったのでスケジュール的にキツイぞこれ...て思ったのを覚えています。

日本各地に散らばっているであろうNumerai参加者の多くに参加してもらうために、会場+zoomのハイブリッド開催でやるべきであると思っていたので、それが可能な、ある程度広くかつ配信設備のある施設が、年末でイベントが多い時期にちゃんと見つかるか不安でした。

開催都市の決定

日本の首都、東京であればまぁ文句出ないだろうと思って東京にしました。

Twitterで関西人Numerai参加者も多いような雰囲気は感じていましたが、自分が関東圏に住んでいるので、会場の内覧などがあったときのために東京にした方が自分にとって都合がいいというのもあります。

開催日時の決定

実はNumerai側より、UKIさんにぜひ登壇して欲しいという要件がありました。これは要求ではありません。要件です。UKIさんの記事からコミュニティが大きくなっていったので、そらそうや工藤と思いました。

12/18日開催にしたのは、正直自分の決め打ちでした。

競プロ忘年会がその1週間前開催になっており、(あまり多くはないと思いますが)競プロerのNumerai参加者がいるかもと考え後ろにずらしました。前にずらさなかったのは、会場決定の時間を稼ぎたかったからです。

幸いUKIさんにOKをいただき、12/18とまず開催日時を決めました。

イベント告知

イベントの告知と参加者の募集は、connpassでやることに決めていました。イベント主催者にとって欲しい機能が盛り込まれており、無料で使える神サイトですね。

https://numerai.connpass.com/event/231169/

会場はあとで決めればいい、まずは参加したい人に日付を押さえてもらうのが先やと思って告知を出しました。

登壇者の公募

UKIさんにご登壇いただくことは決まっていましたが、他の登壇者が決まっていません。個人的にはお話を聞いてみたい方はいましたが、とりあえず公募してみることにしました。

登壇者には宿泊場所を用意したい、というNumeraiのアメリカンな意向もあり、こちらは比較的すぐ埋まるだろうと特に不安はありませんでした。

最終的に実績もあり有名な方々にご登壇いただきとても良かったです。ご登壇者さま、ありがとうございました...!

参加者のNumeraiユーザー名の把握

今回はNumeraiにスポンサーしていただいている公式meetupですので、参加者(特に会場参加者)はNumeraiのアカウントを持っている人に絞らせてもらいました。そのため、connpassで参加登録をする際にnumeraiモデル名を申告してもらうことにしました。

界隈で神と崇められているUKIさんが登壇者に決まっていることもあり、申告されたモデル名をNumerai APIを叩いて調べると、このイベントに参加するためにNumerai始めたり、Numeraiのアカウント名を「なし」「これからやります!」「モデルはまだない」「katsu1110_edelgard(←自分のモデル名やん。お前のじゃないぞ)」「*_edelgard(←そんなにedelgardいないやろ)」などの方が多くいるようでした。

https://twitter.com/kk1110tt/status/1462714761301291009?s=20

参加者数は100人を越え多いものの、Numeraiに継続的に取り組んでいる人は少なそうだなという印象でした。

開催会場の決定

ここが一番難儀しました。まず、自分はこういうイベントを開催したことがないので全くアテがない。イベント自体はいくつか出たことがあるけれども、だいたい

  • 企業が自社でやるイベント
  • 完全オンライン

のどちらかだったので、今回のように会場(高速インターネットがありzoom配信可能)をそもそもどう見つけるのか?ノウハウがありませんでした。なんてググればいいかもわからないレベル。

とりあえず優秀な自然言語検索エンジンであるところのTwitterで聞きました。

https://twitter.com/kk1110tt/status/1460242934280847372?s=20

リプでご提案いただいたところに問い合わせはしたのですが、ここはすでに埋まっており「もしかして会場見つからないルートかこれ...?逃げようかな」と思いました。

その後も色々ネットで見て、ホテル、イベントスペース、貸し会議室等探索しましたが、そこそこ広く、感染対策していることを明記していて、zoom配信可能な程度に高速インターネットがある会場がなっかなか見つかりません。

そうだ逃げようそうしようと思った矢先、業務時間中になんとなく自分が勤めている会社が提携している福利厚生のサイトを眺めていた私は、「リロの会議室」様を見つけました。

https://www.relo-kaigi.jp/

良さそうな雰囲気を醸し出していたので

「東京都のどこでもいいです!あっ、どこでもってのは23区内です!12/18で会場参加者30人くらい、zoom配信可能な高速インターネットがある会場はありませんか!?」

などと聞いてみました。今回も正直厳しいだろうと思っていましたが、幸い良い会場が空いており、見積の価格もリーズナブルであったので、NJに確認してOKをもらい、会場は決定しました。

実はもう1つ会場候補があり、そこはハイブリッド開催の実績もある大手だったのですが、イベントを開催する法人のチェックで開催可否の判定が出るまで時間がかかるのと、見積の価格がリロの会議室に比べてかなり高かったため、見送りました。

なおリロの会議室は、自分の勤めている会社の福利厚生メンバーシップによってお値段5% offになりました。

懇親会の食べ物と飲み物の調達

リロの会議室はケータリングオプションもあり、これがあるのもここにした理由の一つです。というのは、会場費と懇親会の飲食費を1つの領収書にまとめることができれば、自分もNJも事務的に楽だからです。

とりあえず寿司など (JAPANだからね!) を30人分頼みました。飲み物はアルコールも頼めたのですが、コロナの感染者数が急増し、アルコールの提供が禁止になっても面倒だなと思ったので、最初から(時間帯も早いですし...)ソフトドリンクのみオーダーしました。

登壇者の宿泊所の決定

登壇者には宿を用意することになっていましたので、会場が決定したら次は宿探しです。リロの会議室が提携している宿があれば全ての出費が1枚の領収書に収まったのですが、残念ながら提携ホテルはないということで、自分で探すことにしました。

会場に比較的近い場所にはいくつか候補があったのですが、Numeraiより1人1泊~100$と言われてましたので、1万円超えないでなるべく満足度が高そうなホテルを比較検討しました。やはり登壇者様がリラックスして泊まれるには朝食付きプランがいいかなと思っていました(よく知らない土地で朝ごはん探すのも余計なhassle costかと思ったので)。

最終的には、プリンスホテルに決定しました。

https://www.princehotels.co.jp/

自分は某S玉県に長く住んでいたことがあり、通勤通学にはPASMOを使用していました。

PASMOはオートチャージを一部のクレカでできるのですが、自分はSEIBU PRINCE CLUBカード セゾンを使っていました。このカードはPASMOのオートチャージと西友の5%オフの日以外の使い道が今までなかったのですが、このカードをたまたま持っていたことでプリンスホテルを会員割引で予約でき、しかもレイトチェックアウトが可能になっていました。

結果として本当なら1万円以下朝食付きで泊まれないお部屋を、レイトチェックアウト可能なプランで登壇者のみなさんにお取りすることができました。

ここまでで会場と宿泊施設を押さえることができ、ほっとしたのを覚えています。

当日の録画録音

今回はNumeraiスポンサーの公式ミートアップですので、当日は必ず録画録音をして後に共有する必要がありました。

色々調べると、すごくお金をかければファンシーな映像が録画できることはわかりました(結婚式とかのイメージ)が、録画スタッフとの打ち合わせなど準備が大変そうなので、すんませんがzoomのwebinar機能を使って配信する最低限の形式でやることにしました。

ハイブリッド開催ということで、登壇者さまへの質問はSlidoに集約させていただくことにしました。幸い、zoomのwebinar機能(有料)、slido(大人数プラン、有料)共にNumeraiがアカウントを保有しており、それを使わせていただきました。

当日は自分の私用のMacと、最近購入したSurface Pro (中古)を持っていき、それぞれZoom配信、登壇者様用Slidoとして使うことにしました。

そうして必要なものがどんどんそろっていき、当日開催のイメージがついてくると気づいてきます。

「...あっ、これ当日自分1人では回らないわww」

遅刻者が出たときどうするか?
機材トラブルがあったら?
受付はどうする?
写真撮影は誰がやるのか?
講演から懇親会への誘導は?

などなど自分でできないことが多すぎることがわかり、前職の後輩2人にヘルプをお願いすることにしました。仮想通貨と聞いてもピンとこない純粋な2人の若者にこんな欲にまみれた世界を見せてしまうことには心が痛みましたが、他に手伝ってくれそうな人が見つからないのでお願いしました。

結局会場に事前に行くことはなく、開始1時間前に行ってもろもろのセットアップをするという本番ぶっつけみたいなところはあったのですが、お2人のヘルプもあり想定よりかなりスムーズにセットアップができました。

当日は会場参加者の方にもイベント運営にご協力いただきまして、大きなトラブルなくイベントを終了することができました。ありがとうございました!

おまけ(Numerai検定)

本meetup参加者には、Numeraiについて良く知らない人も多くいることがAPIを叩いてわかりましたので、Numeraiについてなんらかの初心者向けコンテンツを提供したいとイベント前より思っていました。

自分が当日話す時間はさほどないことがわかっていたので、イベントまでのカウントダウンもかねて、#Numerai検定 という企画をTwitterでやることにしました。

https://twitter.com/kk1110tt/status/1466948408644894723?s=20

こちら多くの方に参加いただきましてありがとうございました!会場参加者の方に聞いたところ、全問正解者はいないということで、一部マニアックすぎる問題もあったかもしれません...(どれだろ...)。

ちなみに会場参加者ではkunigakuさんが最も正解数が多く、10~/14の方が10名ほどいらっしゃいました。やーさすがっす。

おまけのおまけでNumerai検定(ボツ案)です。

(問題) Numerai CEOであるRichard Craibに該当するのは、以下の写真のうち

1: 上の貫禄のあるおじいちゃん
2: 下の切れ者感漂うイケメン


どちらでしょうか!? (Twitter pollでは画像貼れないためボツになったためこちらで供養)

終わりに

NJを始めとするNumerai運営はもちろん、2人のヘルプ、会場参加者の皆様のご協力により、本邦初Numerai meetupは無事開催を終えることができました。本当にありがとうございました!

イベントを開催してみて反省点も多々あります...やはり開催できないのが一番ヤバイということで、参加者ファーストというより、自分ファーストというか、運営がやりやすいようにイベントを開催したところはありました。ある程度仕方ない部分はあったのですが、次のイベントでは参加者UXがもっと洗練されたものになればいいですね。

これをキッカケにNumerai参加者の皆さん同士のコミュニケーションが活発になればうれしいです。Numeraiの日本語Slackや、公式rocket chatはもちろん、何かイベントのアイデアがあればぜひ^^

https://t.co/2FkghWBOa4

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