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Segment RoutingのSIDとは何か?(初心者編)
はじめに
JNOAG43でも盛り上がったネタの1つでもあるSegment Routingですが、
まだまだ日本語の解説ブログは少ないように思えます。
今後Segment Routingネタのブログをどんどん書いていきます。
また間違い等あればTwitter→https://twitter.com/katu7414
までお願いします。
SIDとは何か?
Segment IDentifierの略でSegment Routingでは以下の4つのSIDが存在します。
- Prefix SID
- Node SID
- Adjacency SID
- Binding-SID
それぞれを解説します。
Prefix SID
特定のIPの宛先に対してMulti-hopな宛先を表現して最短距離で宛先まで行くもの。
数値はインデックス(例18000とか)でグローバルユニーク(つまり被ってはいけない)
注意しないといけないこととしてIGPのPrefix SIDとBGPのPrefix SIDが存在する。
これらのSIDをまとめてPrefix SIDと呼んでいる。
Node SID
簡単にいえばloopbackを示す特別なprefix-SIDのこと
意味的にはNodeのことを指し示すことが多い。
Node SIDはIGPのPrefix SIDです。
Adjacency SID
次の1Hop先を指定して必ずそこに届けるという表現ができるSIDのこと。
Next Hopみたいなもの。
ローカルユニーク
Binding-SID
2のノード間を特別に繋げるときに使うもの(例VPNとはTEなど)
特定のユーザー毎に識別して通信を見れたりするのでキャリアは必須になりそうなイメージがある。
次回予告
次回はNode SIDが被った時の処理について解説します。
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