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wp-envでミニマムなWordPressの自作テーマ構築環境を作成する方法
はじめに
案件でwp-envを利用した開発をすることになったものの、経験がありませんでした。
ひとまず極限までブラックボックスの無い状態で進めるべく、最低限のWordPress設定で、完全にブランクな自作テーマをローカルで動かすまでの手順をまとめてみました。
同じような状況の人の参考になれば幸いです。
前提
- Macを利用しています
- VSCodeを使います
- Docker Desktopがインストール済です
- その他のバージョン情報は以下です
$ sw_vers
ProductName: macOS
ProductVersion: 12.3.1
BuildVersion: 21E258
$ node -v
v16.14.0
$ npm -v
7.15.1
やってみたこと
@wordpress/env
のインストール
$ cd /path/to/workdir
$ npm init
$ npm install @wordpress/env --save-dev
設定ファイルの追加
$ code .wp-env.json
{
"core": null,
"themes": [ "." ]
}
空のテーマファイルの作成
$ code index.php
$ code style.css
blank.
@charset "UTF-8";
/*
Theme Name: blank-theme
*/
起動
$ npx wp-env start
⠏ Configuring WordPress.
↓
WordPress development site started at http://localhost:8888/
WordPress test site started at http://localhost:8889/
MySQL is listening on port 51691
MySQL for automated testing is listening on port 51678
✔ Done! (in 26s 229ms)
- ブラウザで http://localhost:8888 にアクセスしてユーザ向け画面の表示を確認
- ブラウザで http://localhost:8888/wp-admin にアクセスして管理画面に移動
-
- 初期アカウント(
admin/password
)でログイン - [Appearance]-[Themes]にblank-themeができていることを確認
- 初期アカウント(
- Activateして再度ルートへアクセス
- 作成したテーマが反映されたことが確認できました
-
最後に
とりあえず、自分の環境では10分もあればブランクのテーマを用意したWordPress環境を作成することができました。wp-env便利ですね。
参考
- @wordpress/env – Japanese Team – WordPress.org 日本語 https://ja.wordpress.org/team/handbook/block-editor/reference-guides/packages/packages-env/
- 公式サイトです
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