Google CLAに登録しGoogleオープンソースへコミットする方法
Google CLA に登録し Google オープンソースへコミットする方法
始めに
どうも、真也です。
今回の記事では個人が Googleオープンソース
へコミット
する方法を書いていきます。
「Google
が主導するオープンソース開発
」というと尻込みしてしまう方も多いかもしれませんが、優秀なエンジニアと関わりを持つチャンスなので興味のある方は是非この活動に参加してみてください。
また、Googleオープンソース
のコミュニティは非常にリベラルでオープンであるため、世界中のどのような方でも開発に参加することができます。
Google オープンソースとは
まずは Googleオープンソース
について紹介します。
Googleオープンソース
とはその名のとおり、Google が主導し世界中の誰もがアクセス可能で開発にコミットできるオープンソースソフトウェアの開発プロジェクトを指します。
具体的な活動は以下リンクの公式サイトから確認できます。
どのようなプロジェクトがあるのか
Googleオープンソース
は非常に多くのプロジェクトで構成されており、2022 年時点で約 2500 個のリポジトリがアクティブに開発が行われています。
例えば、以下のようなプロジェクトが Googleオープンソース
として開発が進められています。
どれも一度は必ず見聞きしたことのある超有名ソフトウェアばかりですね。もちろん、オープンソースなのでソースを見ることもできますし、何度も書いているように開発に参加することができます。
上記以外のプロジェクトを参照するには以下のリンクを参照してください。
コミットするための準備
ただ、GitHubリポジトリ
でソースを読むことや Issue
を作成することは自由にできるのですが、プルリクエスト
を作成してコミットをレビューしてもらうためにはいくつかの手続きが必要になります。
この一連の手続きは CLA (Contributor License Agreement)[^1] と呼ばれています。
この手続きなしにプルリクエスト
を行うと以下画像のように Google BOT
が Google CLA へのサインインを促すコメントを自動で追加し、実際にプルリクエストの作成者が Google CLA へサインインするまでレビューその他のチェックが一切行われません。
Googleオープンソース
のプロジェクトを渡り歩いていると、かなりの人数がこの CLA の仕組みを理解できずにせっかく作成したプルリクエスト
がレビュー
もされないまま放置されているという光景を見ることができます。
しかしご安心ください、Google CLA への登録自体はとても簡単です。
Google CLA への登録
CLA に登録するためには GitHub に紐づく個人情報を入力する必要があります。
以下のリンクから登録ページに飛んでください。
以下の選択肢から該当するボタンを選択してください。基本的に個人として Googleオープンソース
に参加するのであれば左の「Only Yourself」で問題ありません。
次に以下のような画面に遷移するので、自分の GitHubアカウント
に紐づくユーザー名とメールアドレスを入力しましょう。
その後に Google CLA の規約への同意を求められるので内容を確認して同意します。ここまでで、以下のように登録情報が Google CLA のホーム画面に表示されれば手続きは完了です。
あとは普段どおりプルリクエストを作成するだけです、お疲れさまでした。
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