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情シスは家でもMDMしたい、しかも費用をなるべくかけずに(1)

2024/11/16に公開

背景

プライベートでもMDM、したいですよね。
とっかかりとして良さそうなのが Cloud Identity Free Edition です。
ご自身のドメインさえあれば無料で使えます。
やっていきましょう。

GC(P)アカウントを作る

GoogleCloudアカウントが必要なので、持っていなければ作ります。持っていれば飛ばしてください。

余談ですがいまだにGCPと言ってしまいます。
(2022年、Google Cloud PlatformはGoogle Cloudに改名しました)
なんならGoogle社の人もGCPと言っていたので、もうずっとこのままでもいいのかもしれません。

以下URLからアカウント作成できます。
https://cloud.google.com/identity?hl=ja

Cloud Identity Free Editionに申し込む

以下URLから申し込めます。
途中で連絡先メールアドレスを入力する欄が出てきますが、ここはフリーのgmailでもいけました。
そのあとに出てくるドメイン入力欄では、自分が持っているドメインを入力する必要があります。
https://workspace.google.com/gcpidentity/signup?sku=identitybasic

一通り入力して登録すると、フリーズしたかと思わせる間のあとでログイン画面に飛ばされます。

作成したCloud Identityアカウントにログインする

自分の場合はログイン後にSMSの認証を求められました。
SMS認証も終えた先には…


仕事で死ぬほど見てきたこの画面です。久しぶりだね。

ドメイン所有権を確認する

次はこちら。

そうね、これをやらないと他人のドメインでCloud Identityが使えちゃうもんね。
「始める」を押すと設定すべき値が表示されるのでコピペしておきます。

ドメインをどこで管理するかはお好み次第になると思いますが、自分はちょうどさっき作ったGC(P)を使うことにしました。
AWSとValueDomainではやったことがあるけどGC(P)は初めてです。

AWSでいうRoute53は、GC(P)だとCloudDNSというようです。
CloudDNSに無料枠はありません。いきなり課金なので注意です。普通に使っていれば微々たる額だと思いますが…

設定手順はこちら。

  1. GC(P)のサイトで CloudDNS を検索します。メニューからだといまだにどこにいるのか分からん。
  2. 「+ ゾーンを作成」をクリック。以下を入力します。
    • ゾーン名 お好きな名前
    • DNS名 自分のドメイン
    • DNSSEC オン
    • Cloud Logging オフ
  3. 作成をクリック
  4. ゾーンが作られたらゾーン名クリック
  5. 「+標準を追加」をクリック。以下を入力します。
    • DNS名 空
    • リソースのレコードタイプ TXT
    • TTL デフォルトのまま
    • TTL単位 デフォルトのまま
    • TXTデータ Cloud Identityの画面に表示された値
  6. 作成をクリック

これでTXTレコードが作成されたはず。
Cloud Identityの画面に戻って、確認する的なボタンをクリックします。(スクショ取るの忘れたからボタン名もわからない)

ドメイン所有権が確認できた

やったー!
なんだろうこのおしゃれな絵は。

GoogleWorkspaceの詳細をクリックしたら、別のおしゃれな絵が出てきましたね。

たぶん最初に作ったのが管理者ということだと思うので、MDM用のユーザーをつくってみます。
大丈夫、Cloud Identity Free Editionは50ユーザーまで作れたはず。
このダッシュボード的な画面は使いづらいので、慣れたGoogleAdminに行こうと思います。
https://admin.google.com/ を直接叩くか、画面右上のアカウントアイコンから行けました。

念のためサブスクリプションを確認。
ちゃんと無料になっていて、50ライセンス使えることも表示されています。


今日はここまで。

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