Slackハドルを使おう!Slack callとの差も調べてみた 2022.12追記
これは何
Slackハドルがついに自分のWSにも降ってきた!
喜びのあまりいろいろ触ってみたメモです。
これは2021/07/20時点の内容であり、今後変わるかもしれません。(2022.10、2022.12追記あり)
公式ヘルプ
Slackハドルを使う前に
自分は使えるの?
有料プランだけの提供となっているようです。
2022年10月現在はフリープランでも使えます。(人数制限あり)
早く使いたい!いつ降ってくるの?
6 月 30 日から、ハドルミーティング機能が Slack の有料プランを利用中のユーザー企業の皆さまに順次展開されていく予定です。8 月初めまでには、すべてのユーザー企業の皆さまがハドルミーティングを利用できるようになる予定です。
具体的にいつかは分かりません。祈るしかない。
同じWSの人が使えているのに、自分は使えない!
どうやら個人レベルで降ってくるタイミングが違うようです。
同じWSを利用していて、同じように最新版アプリを使っていて、同じようにPC再起動しても使えない人がいました。
使える人がハドルを開始してinviteしたら、その後は使えるようになるようです。WS内に使える人が現れたらハドルに招待してもらいましょう。
slackの左ペインにヘッドホンのトグルボタンが出てくるようになればOK。
追記:Slackアプリ内でCtrl+R(command+R)すればハドルが表示されるようになると教えていただきました。
ハドルを使うぞ
ハドルの開始
ハドルはチャンネル(またはDM)単位で発動するようです。Slack callと同じですね。
ハドルを開始した時点では自分ひとりです。
同じチャンネルの参加者が自発的に参加するか、自分から招待を送って入ってもらうことができます。Slack call同様、招待はチャンネルメンバー以外にも送れます。
招待ボタンを押すとチャンネルメンバーがデフォルト表示されるため、メンバー以外は招待できないように見えます。が、ユーザ名などで検索すればメンバー以外も招待可能でした。
公式ヘルプにもちゃんと書いてあった。
Tip :グループ DM やチャンネルでのハドルミーティングには、そのメンバーではない人も招待できます。ハドルミーティングには参加できますが、会話に含まれるコンテンツにアクセスしたり、プライベートチャンネルの名前を見たりすることはできません。
招待したい人全員が参加するチャンネルでハドルを始める必要はない、
ということは、誤クリックややじうま参加を減らしたいときには、ハドル招待予定の一人とのDM内でハドルを開始するといいのか?いやそこまでする必要はないのか?
考えちゃいますね。
ハドル中
slackの左ペインがハドル中の表示に変わります。
左から順に、マイクミュート、画面共有、招待、ハドルオフのボタンです。
マイク
マイクアイコンはクリックでオン・オフが切り替わるだけの単純なものですが、ハドル中に参加者が一人になると自動でミュートされるという罠があります。配慮か?
ハドルを開始したときも自分ひとりですが、このときはマイクミュートになりません。
【2021/08/25追記】ハドルを開始し、一人のまましばらく時間が経つとマイクミュートになります。このときはメッセージ表示されるとともに電話の保留中のような音楽が流れます。
静けさを楽しんでというわりには音楽が流れる矛盾。
しかも音楽の種類が多いんです。気になって聞いてしまうじゃないか。
ハドル開始して他の人が入ってきて、その後他の人が出ていって一人になった時にミュートされます。
いちど自動でミュートになると、再度他の参加者がハドルに入ってきてもマイクはミュートのままです。手動でオンにする必要があります。
「ミーティングが終わったら全員が離脱する」という使い方なら問題ありませんが、「役職者が常駐しメンバーが順番に出入りして1on1する」というような使い方のときには罠ですね。
※ミュート中に喋ると注意は出るものの、気づきにくいです。
画面共有
共有された側は絵が描けます。おもしろい。
描いたものは時間が経つと消えます。スプレッドシートの発表者ツールみたいな感じ。
招待
前出のとおり、デフォルト表示はチャンネル参加者ですが、チャンネル参加していない人も招待できました。
ライブキャプション
字幕機能。いまは英語のみ。
UIがわかりにくいですが、ヘルプ内「ライブキャプションをオンにするには」に書いてあります。
あまり正確に聞き取ってくれない印象。発音のせいかな。
期待して待つ!
ハドルミーティングのキャプションが対応しているのは英語のみですが、今後その他の言語での提供も計画されています。
Slackアプリ設定
SlackのPreferences > Audio and Video 内にハドル系の設定が増えています。
以下、Windows版デスクトップアプリ Production 4.18.0 64-bit を前提としています。
- Set my status to ‘:headphones: In a huddle…’
ハドル開始時にSlackステータス🎧になります。デフォルトでオンになっている -
Mute my microphone
いつ使うんだろうこれ。デフォルトオフ -
Automatically turn on captions when you’re in a huddle
ハドル開始時に勝手に字幕もオンになります。デフォルトオフ -
Send a warning if you’re starting a huddle in a channel with more than 150 members
150人もいないから自分は関係なさそう。デフォルトオン
slackコネクト先とのハドル
Slackコネクト先のメンバープロフィールにはハドルが表示されませんでした。
自WS内のメンバーにはハドルがデフォルト表示され、プルダウンでSlack callも選べる状態でした。設定で変えられるのかな。
権限設定ページ内 Slack Connect channels
にはhuddleの表記なし。
https://[WS名].slack.com/admin/settings#shared_channels_permissions
コネクトしているチャンネルのSettingにはhuddleの表記があり、デフォルトでオンになっていました。
結局のところ、SlackハドルとSlack callは何が違うのか(この内容は古いです)
機能 | Slack call | Slackハドル |
---|---|---|
使えるプラン | すべて(※フリープランは1対1のみ) | 有料プランのみ |
人数上限 | 14人(※フリープランは1対1のみ) | 50人 |
画面共有 | できる | できるし書き込める |
顔出し(カメラ利用) | できる | できない |
経過時間表示 | される | されない |
Slackコネクト先との利用 | できる | 設定で切替可能(デフォルトオン) |
まだまだ分からないことも多いハドルですが、Slack callより使いやすくなった印象です。
内容の不足や誤りがありましたら、気付き次第訂正します。
202210追記 ビデオ機能がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
タイトルを陽気に書いていますが全然歓迎していません。
いままで「ハドルしましょう(ビデオ通話したくないぜ)!」と気軽に誘えていたものが、「なんでカメラオフなの?」と思われるようになるのかな…と考えてしまう小心者です。
さておき。
新機能ウェビナーなどで以前から予告されていたハドルのビデオ機能が、ついに来てしまいました。
Slack公式の変更履歴によれば、2022年9月の更新となっているようです。
自分が観測したのは、無料ワークスペースで2022/10/04頃、有償ワークスペースで2022/10/06頃でした。
有償のほうが早く新機能を使えそうなものですが、無償でテストプレイしてるのか。
ハドルの表示部にアイコンが出るようになっていれば、ビデオ機能が使えます。
メッセージ欄にこのような表示が出るようにもなりました。
自分の観測範囲だと、ビデオ機能が使える前にもこの表示だけは出ていました。
一人で少し待つと音楽が流れるのも、マイクが勝手にミュートになるのも以前のまま。
音楽を止めるリンクが新たに出現しましたね。
そして以前と違って、別チャンネルに移動しても音楽が途切れなくなりました。
リアクションも送れるようになった。
どこに出るのか気になっていたんですけど、そこなの!?
いっぱい送ったらどうなるの?送っちゃうよ?
リアクションを4つ送ったところ。
あとから送ったものは前に送ったものの下に出て、上に押し出されていく感じ。4つ以上送ると最初に送ったものから消える。
リアクション自体、一定期間で消える。なるほど。
あくまでもリアタイで楽しむものなんですね。
トピックを追加するという機能が増えています。
入力。
こうなる。
見切れまくりじゃ!
ミニウインドウとな
なんか出てきた
クリックしたら下にビヨーン
ここで入力したものはどこへ行くのかな
ミニウインドウ内はこう
Slackアプリ本体はこうなる
アプリ本体から入力したものは
ミニウインドウにも出てくる
そろそろ検証終わりにしよっと。
1人で11分、実りあるセッションてなんだよ
忘れてたけどハドルの画面共有も変わったんだった。
リゾートみのある背景がつきました。スレッドへの入力もこの画面からできるみたい
背景変更もできるぞ!
そのうち画像アップロードしてお好きな背景に、とかできるようになるんでしょうか。
機能追加に対する所感
- ハドルが使われてるからパワーアップさせよう、という開発者の思いは感じた
- ビデオはマジいらないです。ビデオが欲しかったらZoom使うし…
- ミニウインドウやスレッドは、これから実際に使ってみないと分からない。会話のメモを残すには便利なのかもしれない
- 会話時間の表示は嬉しいような嬉しくないような
結局のところ、SlackハドルとSlack callは何が違うのか(2022年10月版)
機能 | Slack call | Slackハドル |
---|---|---|
使えるプラン | すべて(※フリープランは1対1のみ) | すべてのプラン |
人数上限 | 14人(※フリープランは1対1のみ) | 50人(フリープランは2人まで) |
画面共有 | できる | できるし書き込める |
顔出し(カメラ利用) | できる | できる |
経過時間表示 | される | される |
Slackコネクト先との利用 | できる | 設定で切替可能(デフォルトオン) |
今までフリープランは使えなかったハドルが使えるようになり、カメラ利用もできるようになり、経過時間も表示されるようになった。
今回のアップデートでかなりSlack callに寄ってきましたね。
いずれSlack callはハドルに統合されるのでしょうか。
(むしろもう消えたんじゃないかと思いましたが、まだありました)
Slack callは機能廃止予定に載っていました。だよねー
Discussion
記事ありがとうございます!
社内でみんなに試してもらうのにちょうどよい記事で助かりました😃
とくにこれ知らなかったので捗ります!
自分の場合はこの表示リロード方法ではハドルの UI は表示されず、一度 Slack アプリを終了して立ち上げ直すことでハドルの UI が表示されるようになりました。
結局のところは記事に書かれている通り個人単位で使えるようになるタイミングは違うのだと思いますが、再描画・再起動は試してみるとよさそうです。
コメントありがとうございます!お役に立てて嬉しいです😊
今後もハドルとは長い付き合いになると思うので、追記などしていこうと思っております。