Ver.1.3接続機 ビルドガイド
はじめに
この記事は接続器組み立て編とプラグラム書き込み編の2つに分かれていいます。
・ハードウェアの組み立て所要時間は30分程度です。
・プログラム書き込みの所要時間も同じく30分程度です。
・画像を多用し、初心者でもわかりやすいように丁寧に解説しています。アップデートなどぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
・エラーやわからない箇所などあればXのDMにお願いします。できるだけ早く対応します。
必要な部品
部品名 | 数量 | リンク |
---|---|---|
基板 | 1枚 | HIDtaiko_connector_ver1.3 |
抵抗 1MΩ | 適量 | Amazon |
Pro Micro | 1個 | AliExpress |
ピンヘッダ 12pin | 2本 | Amazon |
ピンヘッダ L字 | 4本 | Amazon |
スライドスイッチ SS12D00 | 1個 | AliExpress |
Redragon キースイッチ | 4個 | - |
ケース | 1個 | - |
ゴム足 | 4個 | - |
キーキャップ | 4個 | - |
M3L6ネジ | 4本 | - |
必要な道具
・ニッパー (ハサミでも可)
・ハンダゴテ
・ハンダ
・1番のドライバー
組み立て
1.抵抗をハンダ付け
抵抗を付け根から直角に折ります。
画像の様に差し込みます。
裏返しにして、ハンダ付けをし、ニッパーなどで足をカットします。この時抵抗が浮かないように注意してください。
2.pro microをハンダ付け
基板をケースに置き、12pinのピンヘッダを差し込みます。この時短い方が上にくるようにします。
この向きにpro microを配置し、24pinすべてにハンダ付けをします。まずは四隅をはんだ付けするとよいでしょう。
裏面もハンダ付けをします。白い円でマークされているところのみで大丈夫です。ここのハンダ付けは難しく、正常に取り付けられない場合があります。基板を横から見てはんだが浮いていないか確認してください。
3.keyswitchをハンダ付け
keyswitchを取り付け、ハンダ付けします。
4.L字ピンヘッダを取り付け
L字ピンヘッダをきっちり90度になるように差し込み、ハンダ付けします。
5.スライドスイッチの取付
下から押さえハンダ付けします。
6.ネジ止め
ねじ止め、キーキャプを押し込みます。最後に四隅にゴム足を貼り付け完成です。
ファームウェアの書き込み
※接続器のアップデート、完全自作の際にご使用ください。(組み立てキットでは書き込み済です)
※2024年12月13日に最新版をリリースしました。
・環境
・Windows 11, version 23H2
・arduinoIDE(2.3.4)
・WebUSB❤Arduino
1.arduinoIDEをインストール
arduinoIDEダウンロードこのリンクに飛びArduinoIDE2.3.4をダウンロードします。
寄付をスキップする場合はJUST DOWNLOADをクリックしてください。
ダウンロードしたexeファイルをクリックし、インストーラーを起動してください。その後画像の様にインストールを進めていきます。
2.ライブラリのダウンロード
次にwebと通信するための、拡張機能の様な働きをするプログラムをダウンロードします。
WebUSB ❤ ️Arduinoこのリンクに飛び、画像の様にファイルをダウンロードします。
エクスプローラーを開き、ダウンロードしたファイルを展開します。次に、画像のファイルをarduinoのlibraryフォルダに追加します。
C:\ユーザー\User\AppData\Local\Arduino15\libraries ここにwebUSBを追加します。
3.テストコンパイル
HIDtaikoこのリンクに飛び、ファイルをダウンロードし、展開してください。
HIDtaiko_connector_ver1.3/HIDtaiko_connector_ver1.3/HIDtaiko_connector_ver1.3.ino
このファイルを開きます。
ライブラリが正常に追加されたか確認するために一度コンパイルしてみます。(Done compiling)と表示されたら成功です。
※うまくいかなかった場合、arduinoIDEの再起動、libraryにファイルが追加されているか確認、pcの再起動を試してみてください。
4.USBcoreファイルの書き換え
これが最後の作業です。事前にVScodeなどのコードエディタをインストールすることをお勧めします。
C:\ユーザー\User\AppData\Local\Arduino15\packages\arduino\hardware\avr\1.8.6\cores\arduino にあるUSBcore.hというファイルを開いてください。※Cソースファイルと間違わないようにしてください。
このファイルの133行目にUSB_VERSION 0×200というコードがあります。これを0×210に変更してください。 ※保存を忘れずに行ってください!
5.接続器にプログラムを書き込む
あとは、接続器にプログラムを書き込むだけです。テストコンパイルで使ったファイルを開き、接続器をPCにつなぎます。Arduino Leonardoを選択し矢印マークをクリックします。
※警告メッセージが出ることがあります。エラーの場合と無視してよい場合があります。動けばOKです。
書き込むことができれば以上でプログラムの書き込みは完了です!お疲れさまでした。
感度変更用webこのリンクで感度変更を行い、正常にプログラムがインストールされているかを確認してください。
Discussion