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Mac/Linuxユーザーのためのターミナルでよく使う基本コマンド。〜その1〜
どうも。かりんです。
MacやLinuxを使っていて、たまにターミナルを使わなければならない場面は意外と多いものです。
しかし、日常的に使わない人にとっては「どうやるんだっけ?」と毎回調べるのが手間になることもあります。
この記事では、日常的によく使う基本的なコマンドだけに絞り、具体的な使用シーンとセットでシンプルにまとめます。
たまにしかターミナルを使わない、これから覚える方のために情報共有の意味もこめて作成しています。
この記事は初心者向けにまだコマンドを覚えたての方のためのものですのでご了承ください
今いる場所フォルダ(ディレクトリ)を確認する
- コマンド
pwd - 用途
ターミナルで作業している時に「自分が今どのフォルダにいるのか」を確認します。
フォルダ(ディレクトリ)を移動する
- コマンド
cd フォルダ名
例:テストフォルダに移動
cd test - 用途
作業したい場所に移動します。
画像のように「test」というフォルダに移動していることがわかります。
試しにpwdでも場所を確認してみましょう。
上記の画像のように現在の階層がわかります。
フォルダ(ディレクトリ)の中身を確認、ファイル作成。
- コマンド
ls - 用途
現在のフォルダにあるファイルやフォルダを一覧表示します。
まずは中身を確認してみます。
もちろんまだ何も作成していないので何も出てきません。
試しにサンプルファイルを作成してみます。
ファイルの作成にはtouchコマンドを使用します。
touch sample.txtを実行して作成してみます。
上記のようにtouchコマンドでファイルを作成して、lsでフォルダの中身を確認したらちゃんと出てきました。
ファイルやフォルダを削除する
- コマンド
rm ファイル名
フォルダごと削除
rm -r フォルダ名 - 用途
不要になったファイルやフォルダを削除します。
削除はゴミ箱に行かず即消えるので注意が必要です。
sample.txtをrmで削除して、lsで削除されたか確認してみました。
画像なのでわかりにくいですが、lsコマンドを実行した後に何も表示されてないので削除されていることがわかります。
ファイルをリネームする(または移動する)
- コマンド
mv oldname.txt newname.txt - 用途
ファイル名を変更する時、またはファイルを別のディレクトリに移動する時に使用します。
ファイルをリネームして確認の一連の流れを実行しました。
ちゃんとoldname.txtというファイルがnewname.txtに変更されています。 - ファイルの移動
ファイルの移動は、上記の画像のようにmvコマンドにファイル名(またはフォルダ名)の後に、指定のフォルダのパスを書きます。
階層には相対パスと絶対パスがあります。
簡単に説明すると相対パスは今いる場所から見て、どこにあるかを指定する方法です。
絶対パスはどこにいても同じように使える“フルのパス”で指定する方法です。
絶対パスはpwdコマンドで確認できるので、慣れないうちは絶対パスでする方が安全です。
また細かい解説は別記事で行います。
ファイルを探す
- コマンド
find . -name ファイル名 - 用途
今いるディレクトリ以下から、指定したファイルを探します。
【最後に】
この記事では、Macユーザーが日常でよく使う基本的なターミナルコマンドを、使用シーン別に整理しました。
スクリーンショットと合わせて確認することで、迷うことなく操作できるようになります。
今回は簡単なコマンドだけまとめましたが、コマンドには様々なオプションなどもありますので、
他にも便利なコマンド、オプションなどは別の機会でまとめようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
この記事はできるだけわかりやすく書いたつもりですが、もし「ここがわかりにくかった」「もう少し詳しく知りたい」などあれば、コメント欄にぜひお知らせください。
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