デイリーコーディングイベント「minacoding」を完走した
自己紹介
初めまして。からくれ178と申します。
普段は新卒のフロントエンドエンジニアとして日々働いています。
本記事ではデイリーコーディングイベント「minacoding」に参加して、どのような作品を作っていったか紹介するとともに、イベントに参加することでどのような心境変化があったかを綴ろうと思います。
minacodingってなーに?
minacodingというデイリーコーディングイベントをご存じでしょうか?
たこやきさんが考案され6/1から6/30まで実施されたクリエイティブコーディングのためのデイリーコーディングイベントです。
私は去年2日だけ参加して終わってしまったのですが、今年は完走したいと思い毎日作品を作り続けました。
6/1-6/10までの10日間
6/1:円を組み合わせた作品を作る
楽しみすぎて2つ出しましたw
ちょうど会社でLT会があったのでそこで発表するための資料としてと、資料として作った作品を改変して2つ作品を作りました。6/2:赤をテーマに作品を作る
赤色がテーマだったので、赤色ならバラでしょというバイアスからバラが咲くような作品を作りました。思った以上に花びらが開かなかったのでそこが今後の課題です。
6/3:いつもと違った場所で作品を作る
この作品は後にPCD Tokyo 2023で提出したポスターの種となりました。
6/4:遊び要素のある作品を作る
速度調整中思った以上にイージングが効かなくてやきもきしながら作りました。
6/5:感謝をテーマに作品を作る
テーマである感謝というものがどういった作品を作ればよいかわからず無理やり花言葉と紐づけて作りました。
6/6:食べ物をテーマに作品を作る
食べ物がテーマだったので、最近はまった三角と円の中間をモーフィングで作りだしておにぎり🍙を作りました。本当は海老天おにぎりも作りたかったのですがシンプルに時間が足りませんでした...
6/7:時間をテーマに作品を作る
この辺からPCD Tokyo 2023ポスターデザイン用の作品を作り始めたので時間が足りないながらに無理やり作り出して制作を行っていました。
6/8:可愛いコードを描く
自分の中にアイデアとして可愛いは存在しなかったので思った以上にゴツイ作品が出来上がりました...最後の悪あがきとしてカラーだけでも可愛くを目指しました。
6/9:青をテーマに作品を作る
またこの作品を通して、いつかp5js上でPDBなどのタンパク質構造を扱いたいと思いました。
6/10:最近見た景色をコードで再現する
思った以上に時間が足りず中途半端な形になりましたが、普段使わないシンプルな四角の配置も面白いと学ぶことができました。
6/11-6/20までの10日間
6/11:コードを書かずにイメージを共有する
この日はコードを書かず、コードのアイデアを共有するというものだったので、作りたい作品イメージを共有しました。
6/12:コードで人を動かす
人を使った作品がテーマだったので文字通り人を使って作品を作りました。
6/13:新しい技術を使ってコードを描く
しかし記事を書いている現時点ですでに極座標について忘れていますw 復習は重要ですね。
6/14:画像を用いて作品を作る
また、この作品は田所先生の以下のサイトを参考にして制作しました。
6/15:文字を使って作品を作る
この日は帰宅が0時過ぎたこともあり、作成する時間が取れそうになかったため電車でコードを作成しましたw
6/16:緑をテーマに作品を作る
緑がテーマだったのでアステロイド曲線を使ってはっぱを描きました。
6/17:エディタを使わず紙で表現する
まだコード上に落としていないのでそのうち動かしてみたいです。
6/18:一週間かけて「人」をテーマに作品を作る1日目
1日目の今日は6/15に作成したコードを流用し作品を改造しました。
6/19:一週間かけて「人」をテーマに作品を作る2日目
真ん中のhは立体っぽく見せていますが、実態はscaleを使って圧縮しているだけだったりします。
6/20:一週間かけて「人」をテーマに作品を作る3日目
この辺からどんどんとカオスな方向に突き進んでいきます。
6/21-6/30までの10日間
6/21:一週間かけて「人」をテーマに作品を作る4日目
drawで敷き詰めているためこの日を境に画面がどんどんと重くなっていきます。
6/22:一週間かけて「人」をテーマに作品を作る5日目
フレームレートがかなり下がってしまったので、frameRate関数の数値をいじって書き出しを行ったところ、指定した数値のフレームレートで書き出されて驚きました。
どうやらsaveGif関数を使って書き出すと指定した数値のフレームレートで書き出せるようです。
6/23:一週間かけて「人」をテーマに作品を作る6日目
絵文字を使って、合いの手を追加しました。
6/24:一週間かけて「人」をテーマに作品を作る7日目
実行が重かったり、追加したかった記述が書けなかったりと不満は残る形でしたが、インパクトある作品が作れたのでとりあえず満足しています。
6/25:他の人が一週間かけて作った作品を見る
この日は1週間かけて他の人が作った作品をみるというテーマで、様々な作品を見た感想としては、意外とみなさん人というテーマを抽象的にとらえているのだなと思いました。
私が作ったような"人"という文字に囚われて全力でふざけている人がいなかったのが意外でした。
6/26:randomを使って作品を作る
24日に作成した効果線を流用して作品を作りました。
6/27:3Dなコードを描く
3Dっぽく作るというテーマで時間が全く足りなかったので、前回社内勉強会用に作成したコードをcodepen上で公開できる形に修正しました。
6/28:誰かの作品を真似してみる
レオナさんのコードを参考にさせてもらい作品を作りました。
誰かの作品を真似してみるというテーマで6/29:1年前に作った作品をリメイクする
アニメーションにはイージング関数ではなくベジェ曲線を描いたときに出力した軌跡の変化を使用しています。
6/30:フリーテーマ
この30日で学んだことを生かしつつ、当時の作品にも寄り添えたかと思います。
このイベントを通して感じたこと・心境の変化など
このイベントと通じて感じたことは、やっぱりクリエイティブコーディングは楽しい!ということでした。最初の10日間こそ続けるのが面倒だったり、きつかったりしたのですが、それ以降はコードを触らないとソワソワする状態になり、ちょっとした空き時間にコードを考えることが週間付いていきました。結果としてどういう作品を作ろうかなと常にわくわくした状態で、非常に楽しい30日間でした。
また、普段であれば触らないであろう文字であったり、グラデーションだったり新しい作品の作り方を見つけるきっかけになりました。その他にも、普段作成されない方も作品を作られたり、イベントを通して様々な作品が見れたり非常に楽しく参考になる時間でした。
最後にこのイベントを考え、主催してくれたたこやきさんに感謝を込めて記事を終わらせていただきます。楽しいイベントありがとうございました!
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