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LLMでマインドマップを作る方法
ふと、マインドマップを作りたくなったので調べてみました。なるべく長く使えそうな汎用的な手法を書いておきます。
Markmapを使う
ChatGPTをはじめとして、大体のLLMで使えると思います。プロンプトは以下のような感じ。
からあげの作り方をMarkmap形式で書き出してください
# からあげの作り方
## 材料
- 鶏もも肉(約500g)
- 醤油(大さじ2)
- 酒(大さじ2)
- みりん(大さじ1)
- すりおろしにんにく(1片)
- すりおろししょうが(1片)
- 片栗粉(適量)
- 小麦粉(適量)
- 揚げ油(適量)
## 下ごしらえ
- 鶏肉を一口大に切る
- 調味料を混ぜる
- 醤油
- 酒
- みりん
- にんにく
- しょうが
- 鶏肉を調味料に漬ける(30分〜1時間)
## 衣をつける
- 漬けた鶏肉の水気を軽く切る
- 片栗粉と小麦粉を混ぜてまぶす
- サクサクにしたい場合:片栗粉多め
## 揚げる
- 油を170〜180℃に熱する
- 鶏肉を入れて3〜4分揚げる
- 一度取り出し、1〜2分休ませる
- 2度揚げ(30秒〜1分)でカリッと仕上げる
## 盛り付け
- 油を切って皿に盛る
- レモンやキャベツを添えて完成
あとは以下のサイトにいってコピペするだけです。
見た目はこんな感じです。
vscode-mindmap
以下記事でとりあげたツールです。
こちらも、ChatGPTをはじめとして、多くのLLMでできると思います。プロンプトは以下のような感じです。
からあげの作り方に関して karaage.km というマインドマップを作成してください。
フォーマットは以下を参考にしてください。
###
{
"root": {
"data": {
"id": "d8vsy73ar8g0",
"created": 1743561447022,
"text": "Main Topic"
},
"children": []
},
"template": "default",
"theme": "fresh-blue",
"version": "1.4.43"
}
出力例です。
{
"root": {
"data": {
"id": "root001",
"created": 1743561447022,
"text": "からあげの作り方"
},
"children": [
{
"data": {
"id": "step1",
"text": "材料"
},
"children": [
{
"data": { "id": "step1-1", "text": "鶏もも肉" }
},
{
"data": { "id": "step1-2", "text": "醤油" }
},
{
"data": { "id": "step1-3", "text": "酒" }
},
{
"data": { "id": "step1-4", "text": "にんにく(すりおろし)" }
},
{
"data": { "id": "step1-5", "text": "しょうが(すりおろし)" }
},
{
"data": { "id": "step1-6", "text": "片栗粉または小麦粉" }
},
{
"data": { "id": "step1-7", "text": "揚げ油" }
}
]
},
{
"data": {
"id": "step2",
"text": "下ごしらえ"
},
"children": [
{
"data": { "id": "step2-1", "text": "鶏肉を一口大に切る" }
},
{
"data": { "id": "step2-2", "text": "調味料に漬け込む(30分〜1時間)" }
}
]
},
{
"data": {
"id": "step3",
"text": "揚げる"
},
"children": [
{
"data": { "id": "step3-1", "text": "衣をまぶす(片栗粉または小麦粉)" }
},
{
"data": { "id": "step3-2", "text": "中温(160〜170℃)で揚げる" }
},
{
"data": { "id": "step3-3", "text": "二度揚げしてカリッと仕上げる" }
}
]
},
{
"data": {
"id": "step4",
"text": "仕上げ・盛り付け"
},
"children": [
{
"data": { "id": "step4-1", "text": "油を切って皿に盛る" }
},
{
"data": { "id": "step4-2", "text": "レモンやキャベツと一緒に" }
}
]
}
]
},
"template": "default",
"theme": "fresh-blue",
"version": "1.4.43"
}
描いたマインドマップです。編集の自由度が高く、いろいろ位置を組み替えやすいのが特徴です。
AIコーディングとも相性良いです
Markmapもvscode-mindmapもVS Codeエディタの拡張機能があります(むしろvscode-mindmapは拡張しかない)。
なのでClineとかとも相性抜群です。凄い勢いでマインドマップが量産できます(そんなにマインドマップばっかり書きたい人も少ない気はしますが)。
その他のツール
試したら追記していきます。
- draw.io(diagram.net)は、少し複雑なのかうまくいきませんでした
- gpt-4oとかで画像で出すこともできますが、日本語は変なときがあるのと、編集不可なのであんまり実用的ではないかなと思いました。英語でイラスト重視ならありかもしれません
まとめ
マインドマップの描き方を紹介しました。書籍「面倒なことはChatGPTにやらせよう」のマインドマップの作り方ができなくなっていたこともあって、どんなLLMでもできる汎用性高くて、長続きしそうな手法を紹介しました。
LLM時代、なんだかんだテキスト形式(Markdown形式)が強いし、テキストの素材さえあれば、わりといかようにもできてしまうなと感じています。
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