DeepWiki-Openを試してみる
DeepWikiのオープン版を試してみました。プライベートリポジトリでもDeepWikiしたかったのがモチベーションです。リポジトリは以下です。
ほとんどREADME通りですが、少しだけ注意点があったり、Dockerだとかなり手軽に動かせたので、一応メモしておきます。
DeepWiki-Openセットアップ
環境はmacOSで試しました。DockerなのでLinuxでもWindows（WSL2）でも同じ要領で動くかと思います。まずはDockerをいれます。以下記事参照してください。
READMEの通り、以下実行します。
$ git clone https://github.com/AsyncFuncAI/deepwiki-open.git
$ cd deepwiki-open
$ echo "GOOGLE_API_KEY=your_google_api_key" > .env
$ echo "OPENAI_API_KEY=your_openai_api_key" >> .env
Google API KeyとOpenAI API Keyが必須となります。Google API Keyがないと以下の通りエラーになります。
2025-05-07 16:35:25,340 - api.simple_chat - ERROR - Error preparing retriever: Environment variable GOOGLE_API_KEY must be set
多分Geminiのロングコンテキストを活用しているのでしょうね。OpenAIは無しでも動くようですが、機能によっては動かなかったり、問題が出たりするかもしれません。
あとは.adalflow関連でエラーが出たりします。
api.simple_chat - ERROR - Error preparing retriever: [Errno 13] Cache directory "/root/.adalflow/cache_GoogleGenAIClient_gemini-2_5-flash-preview-04-17.db" does not exist and could not be created
以下コマンドでパーミッション修正したら動きました。
$ sudo chmod 777 ~/.adalflow
issueにもあるようなので、そのうち修正されるかと思います。
動かし方
Dockerがインストールしてあればdeepwiki-openディレクトリで以下コマンドを実行したらOKです。
$ docker-compose up
ブラウザで以下URLにアクセスしたら動きます。
http://localhost:3000/
自分のソフトで試してみます。結構時間かかります。
数分で出てきます。
ソフトに関してチャットもできます。
Markdownでエクスポートもできるので、エクスポートしておけば、いつでも好きなLLMとソフトについて語れると思います。
使用し終わったら、deepwiki-openディレクトリで以下コマンド実行すると、Dockerコンテナを停止して削除できます。
$ docker compose down
まとめ
ドキュメント自動で生成してくれるのはよいですね。大規模なソフトで、どれだけ正確にドキュメントを作成してくれるかは気になりますね。また試してみたいと思います。
参考
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