マインクラフトのプログラミング学習環境構築方法(Mac編)
はじめに
小学3年生の娘がMinecraft(マインクラフト)というゲームのプログラムに興味があるようなので、環境構築しました。
教育用のマインクラフトもあるようなのですが、個人ではアカウントの購入が難しそうだったので、普通のマインクラフト+MODというスタンダード(?)な構成にしました。
結構複雑だったので手順残しておきます。対象はMac(Apple Silicon)です。Windowsは一部操作が違うと思います。
参考にしたのは主に以下のサイトです。
上記サイトみればできるので、わざわざ書く必要もなさそうですが、特に注意したところなどを記載しています。
マインクラフトのプログラミング学習環境構築
流れは以下です。
- マインクラフト購入(Java版)
- Javaインストール
- FORGEインストール
- マインクラフト起動
- MODインストール
1つ1つ解説していきます。
マインクラフト購入
Modを導入するには、Java版を買う必要があります。Amazonでダウンロードコードを買うのが安かったです。
Minecraft (マインクラフト): Java & Bedrock Edition | オンラインコード版
買ったら以下リンク先で引き換えればOKです。
あとは公式サイトのダウンロードページからランチャーをダウンロードして起動しましょう。
Javaのインストール
事前にJavaをインストールする必要があります。Macbook (Apple Silicon)の場合は、以下サイトのARM64バージョンのJREをダウンロードしてインストールしてください。
FORGEをインストールする
MODSを入れるために必要なソフトです。MODSが対応している最新バージョンは、2024年7月現在1.12.2
です。
間違えて違うバージョンをインストールしてしまったら、もう一度インストールしなおせばOKです。
マインクラフト起動
一旦起動する必要があるらしいです。起動して、以下の通りワールドを作成します。
MODSをインストールする
以下サイトでMODSをダウンロードします。
mods.zip(0.94)というファイルです。
マインクラフトのMODSフォルダにコピーします。ターミナルで以下コマンド実行すると、フォルダを開けます(<user name>
には、自分のユーザー名を入れてください)。
$ open /Users/<user name>/Library/Application\ Support/minecraft/mods
これで準備完了です。
Scratchとマインクラフトの連携テスト
動作確認します。マインクラフトを起動します。
ブラウザで以下URLに移動して、Scratch 3.0ベータ版を起動します。
左下のボタンをクリックして、拡張機能「Micramming」を選択してScratchにインストールします。
マイクラ上でESCボタンを押したあと、Scratchでプログラムを実行します。プログラムの実行にはプログラムのブロックをクリックします。
ヘルパーが無いモードにするのに注意してください。あとはScratchと同様にプログラミングします。
プログラム通りに動けばOKです。
Pythonとマインクラスとの連携テスト
同じ状態でPythonとも連携できます。
以下コマンドでサンプルコードをダウンロードしましょう。
$ cd && git clone https://github.com/arpruss/raspberryjammod
あとは、例えば以下コマンドを実行すればサンプルプログラムを実行できます。
$ cd ~/raspberryjammod/mcpipy
$ python3 klein.py
一瞬でクラインの壺が生成されます。
サンプルプログラムを参考に、色々なプログラムを生成してください。
まとめ
マインクラフトのプログラミング環境を構築できました。夏休み、マインクラフトの実況動画をみるだけでなく、作る楽しさに目覚めてくれたらよいかなと願ったりしています。
参考リンク
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変更履歴
2024/07/26 Pythonとの連携について追記
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