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Pythonでの型指定一覧表。
Pythonに型指定が無いと思ってる人が多いらしい。
確かに必要な場面は少ないだろうが、ここで紹介するよ!!
ちなみにpythonは動的型付け言語だけど型ヒントっていう機能を使って、変数や関数の引数、戻り値の型を明示的に指定することができるよ。
1. 基本型
-
str
: 文字列 -
int
: 整数 -
float
: 浮動小数点数 -
bool
: 真偽値 -
None
: None値
これが基本的な型指定
# 変数
name: str = "Zenn"
age: int = 2024
height: float = 3.15
is_alive: bool = True
data: None = None
# 関数
def greeting(name: str) -> str: #←これは返り値を指定してる
return f"Hello, {name}!"
# 型エイリアス
UserId = int
user_id: UserId = 12345
2. シーケンス型
シーケンス型は、複数の要素を順番に並べた型のこと
-
list
: リスト -
tuple
: タプル
# リスト
numbers: list[int] = [1, 2, 3]
names: list[str] = ["Alice", "Bob", "Carol"]
# タプル
coordinates: tuple[int, float] = (10, 20.5)
3. マッピング型
マッピング型は、キーと値のペアを関連付けた型です。
# 辞書
person: dict[str, str] = {
"name": "Zenn",
"age": "2024",
"height": "3.15",
}
4. その他
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Any
: 任意の型 -
Union
: 複数の型のいずれか -
Optional
: 型がNoneである可能性があることを示す
# Any
value: Any = "Yeah"
# Union
age: Union[int, str] = 2024
# Optional
name: Optional[str] = None
5. 型ヒントの書き方
今まで記述してきた通り変数や関数の引数、戻り値の後にコロン(:)を付けて記述します。
# 変数
name: str = "Kap210"
# 関数
def greeting(name: str) -> str:
return f"Hi, {name}!"
6. 型ヒントの利点
型ヒントには、以下のような利点があります。
- コードの可読性向上
- 静的型チェックの実行
- コード補完の充実
7. まとめ
Pythonで型指定できるものは、基本型、シーケンス型、マッピング型、その他です。型ヒントはコードの可読性や保守性を向上させるのに役立ちます。
もしミスや誤情報があった場合はコメントにお書き下さい。
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