Engineering Managerになって変わること変わらないこと,ついでに大事そうなこと
こんばんは, kanmuのPoolプロダクトでEngineering Managerをやっている@always_allokayです
これはカンムアドベントカレンダー2025の3日目の記事です
昨日はwineryの「爆速」と言われたので、自分の動き方と考え方を言語化してみたでした.
彼とは同じチームなのですが,自分が持っていない手を動かす速さと実装力を持っていて,とても素晴らしいと常々感じています.それが数字にも現れていて流石だなと感じます.
何を書くか
今回書くのは,カンムでEngineering Manager(EM)をやって1年の所感を書いたエッセイです.
自分が大事だと思ったことを書きますが,本当にそうかは各自が判断してください.
なにか質問や言いたいことがあればお気軽にDMやコメント等をどうぞ.
変わったこと,変わらないこと
まずは変わったことから.
仕事の捉え方が変わる
manage の語が「なんとかする」意味を持つというお馴染みのやつです
目的達成のためのなるべく全部を考えて,自分ひとりの裁量の範囲ならやるし,裁量の範囲を超えるなら依頼したり相談したりして進める.それだけ
言ってしまえば気持ちや覚悟の問題だけなんですが,それを常に期待される,という点では変わります
やることの比率が変わる
見積もりや見解・意見を求められたりといった,実装よりも前段階のことが増えたと感じる.
比率というのが重要な点で,ひとつひとつは以前からやったことがあったし,やれることではあった.あくまで比率が変わっている
チームが小規模かつメンバーが頼もしいからか,いわゆるピープルマネジメントと言った面は全く苦労していないです
新しいタイプの仕事が増える
評価とかを仕事としてやるようになった.これは散々言われていることだが,大変
一方で,変わらないなと感じていること.
やることそのものは,ほとんど変わらない
事業やプロダクトのことを考えて,重要だと思った順にやっていくこと,これは変わりません
何をやっていけば目的が達成されるのか,を考えてやっていくこと,これも変わりません
大事だと思っていること
ここからは自分も100%はできていないが,大事だと思っていることについて書く.
Manager は暇にしているべき
自分担当のタスクを持たない.極力誰かに任せる.ここでいうタスクはMTG・判断・決めることについては含みません
自分の稼働は,判断や計画や見積もり,他の人ができないこと,その時々の突発的な依頼やトラブルシューティングに使ったりするということです
自分しかできないことは,誰かに教えて,どんどん渡す.これを繰り返す.
これは新卒で入社した会社の先輩から学びました
とにかく全てを整理する
対象は,なにかの計画,やること,やるべきこと,議題,懸念,自分の理解,仕事に関することならほぼ全て.
整理していないものは,他の人と一緒にやれない,共有できない,伝わらない,ので.
おわりに
久々に考えを書くタイミングができてよかったと思うと同時に,当たり前のことすぎるとも感じる.当たり前を当たり前にやるのは難しいし,それでもそれをやるしかないのだとも思う
この記事でカンムに興味を持ってもらえた人がいたら、ぜひ以下の採用ページを覗いてみてください.
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