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ユーザーの作成とSSHキーの設定および接続方法

2024/06/15に公開

以下は、新しいユーザーを作成し、そのユーザーにSSHキーを設定して接続する手順です。

1. 新しいユーザーの作成

まず、新しいユーザーを作成します。

sudo adduser ユーザー名

次に、そのユーザーのパスワードを設定します。

sudo passwd ユーザー名

ユーザーが正しく作成されたかどうかを確認します。

cat /etc/passwd | grep ユーザー名

2. sudo権限の付与

visudoコマンドを使って、ユーザーにsudo権限を付与します。

sudo visudo

次の行を追加します。

ユーザー名 ALL=(ALL) ALL

これで、ユーザーはsudo権限を持つことができます。

3. ユーザーに切り替え

新しく作成したユーザーに切り替えます。

su - ユーザー名

4. SSHディレクトリの作成と権限設定

SSH用のディレクトリを作成し、適切な権限を設定します。

sudo mkdir /home/ユーザー名/.ssh
sudo chmod 700 /home/ユーザー名/.ssh
sudo chown ユーザー名:ユーザー名 /home/ユーザー名/.ssh

5. SSHキーの生成

SSHキーを生成します。

ssh-keygen

キーの保存場所はデフォルトのままにし、必要に応じてパスフレーズを設定します。

Enter file in which to save the key (/home/test-user/.ssh/id_rsa): そのまま
Enter passphrase (empty for no passphrase): パスを入力
Enter same passphrase again: パスを入力

6. 公開キーのauthorized_keysファイルへの追加

生成された公開キーをauthorized_keysファイルに追加します。

sudo -u ユーザー名 sh -c 'cat /home/ユーザー名/.ssh/id_rsa.pub >> /home/ユーザー名/.ssh/authorized_keys'
sudo chmod 600 /home/ユーザー名/.ssh/authorized_keys

7. 公開キーの確認

公開キーの内容を確認します。

cat /home/ユーザー名/.ssh/id_rsa.pub

8. SSHクライアントでの設定

ローカルマシンのSSHクライアントでキーを設定します。nanoエディタを使ってキーの設定を行います。

nano ~/.ssh/キーファイル名

9. SSH接続のテスト

作成したユーザーを使ってSSH接続をテストします。

ssh -i ~/.ssh/キーファイル名 ユーザー名@パブリックIPアドレス

以上で、新しいユーザーの作成、SSHキーの設定、およびSSH接続の手順が完了しました。これで、作成したユーザーを使ってリモートサーバーに接続できるはずです。

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