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ユーザーの作成とSSHキーの設定および接続方法
以下は、新しいユーザーを作成し、そのユーザーにSSHキーを設定して接続する手順です。
1. 新しいユーザーの作成
まず、新しいユーザーを作成します。
sudo adduser ユーザー名
次に、そのユーザーのパスワードを設定します。
sudo passwd ユーザー名
ユーザーが正しく作成されたかどうかを確認します。
cat /etc/passwd | grep ユーザー名
sudo
権限の付与
2. visudo
コマンドを使って、ユーザーにsudo
権限を付与します。
sudo visudo
次の行を追加します。
ユーザー名 ALL=(ALL) ALL
これで、ユーザーはsudo
権限を持つことができます。
3. ユーザーに切り替え
新しく作成したユーザーに切り替えます。
su - ユーザー名
4. SSHディレクトリの作成と権限設定
SSH用のディレクトリを作成し、適切な権限を設定します。
sudo mkdir /home/ユーザー名/.ssh
sudo chmod 700 /home/ユーザー名/.ssh
sudo chown ユーザー名:ユーザー名 /home/ユーザー名/.ssh
5. SSHキーの生成
SSHキーを生成します。
ssh-keygen
キーの保存場所はデフォルトのままにし、必要に応じてパスフレーズを設定します。
Enter file in which to save the key (/home/test-user/.ssh/id_rsa): そのまま
Enter passphrase (empty for no passphrase): パスを入力
Enter same passphrase again: パスを入力
authorized_keys
ファイルへの追加
6. 公開キーの生成された公開キーをauthorized_keys
ファイルに追加します。
sudo -u ユーザー名 sh -c 'cat /home/ユーザー名/.ssh/id_rsa.pub >> /home/ユーザー名/.ssh/authorized_keys'
sudo chmod 600 /home/ユーザー名/.ssh/authorized_keys
7. 公開キーの確認
公開キーの内容を確認します。
cat /home/ユーザー名/.ssh/id_rsa.pub
8. SSHクライアントでの設定
ローカルマシンのSSHクライアントでキーを設定します。nano
エディタを使ってキーの設定を行います。
nano ~/.ssh/キーファイル名
9. SSH接続のテスト
作成したユーザーを使ってSSH接続をテストします。
ssh -i ~/.ssh/キーファイル名 ユーザー名@パブリックIPアドレス
以上で、新しいユーザーの作成、SSHキーの設定、およびSSH接続の手順が完了しました。これで、作成したユーザーを使ってリモートサーバーに接続できるはずです。
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