[Tableau] セカンダリ計算の結果を条件式に使いたい(Ord1-Q9)
summary
- Ord1のQ9のセカンダリ計算まわりの備忘録です
- セカンダリ計算の結果を用いて条件式等を組むときには、計算フィールドを作っておく必要があるみたい
- 計算フィールドを作らずとも、アドホックな計算ができる場合もあるみたい
「家具と家電の数量を累計で見たときに、
差が開き始めるのは何年何月からですか?」
やりたいこと
セカンダリ計算を活用することで、↓まで作ることは出来ました。
これを見てなんとなく差が開き始めている月は分かります。ただもう少し定量的に「差がX個を超え始めると注意すべき」ということが伝わる表現にしたいと思い、「家具と家電の累計数量の差の絶対値が100を超えたときに棒グラフの色が変わるViz」 に修正することにしました。
いつもの方法だとエラーが出た
例えばサブカテゴリごとの合計売上を降順で並べ、その累計を棒グラフで表現したとします。この時、累計売上が100M以上の場合は色をつけるとすると、以下のようにピルをマークカードの色に複製した上で、アドホックに「>=100000000」を追記します。
同じ方法でセカンダリ計算を行ったピルをマークカードの「色」に複製し・・・
ピルをダブルクリックしてアドホックに計算を編集しようとすると・・・
エラーが出てしまいました。
対処法
エラー文に書かれてある通り、データペインにドラッグ&ドロップしてみましょう。
セカンダリ計算に関係する計算フィールド「計算1」「計算1 1」が作られました。
「計算1 1」をマークカードの「色」に配置してダブルクリックすると今後はエラーが出ずアドホックに条件式を書くことができるようになりました!
計算フィールドを作らなくていい場合もある
全てのセカンダリ計算で上記の操作をしなければならないか、というとそうではないみたいです。
以下はサブカテゴリごとの合計売上を降順で並べその累積構成比を線で表した、いわゆるパレート図です。
セカンダリ計算を「表(横)」で指定した場合は計算フィールドを作らずとも、アドホックに条件式を組むことができました。
一方で、同じ計算結果を返す「特定のディメンション(サブカテゴリにチェック)」の場合はエラーが出てしまいました。
セカンダリ計算の結果をその後も流用したい場合は基本的に計算フィールドを作っておくのが良さそうです。
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