民間医局コネクトセミナーでChatGPT活用術を講演してきた話
はじめに
先日、民間医局コネクトセミナーで「仕事を早く終わらせるためのChatGPT入門〜勉強編〜」というタイトルで講演してきました。
前回の「病棟業務編」に続く第2弾で、今回はAIを勉強にどう活用するかをテーマに話してきました。当日は221名の申込みがあって、79名の方にリアルタイムで参加いただきました。
今回はその活動報告です。
講義で扱った内容
今回のセミナーでは、以下のようなトピックを扱いました。
- 生成AIはどのモデルを使うべきか
- 勉強でのAI活用(臨床疑問の解決、論文検索、ジャーナルクラブ発表)
- マッチング対策への応用
- 生成AIを実務で使うためのコツ
特に、具体的なプロンプト例をたくさん示したので、「すぐ使いたい」「実践的」という声をいただけたのが嬉しかったです。
事前質問に答えられて満足
今回、事前にたくさんの質問をいただいていました。
- 論文検索、執筆への応用について
- 有料・無料の差、個人情報について
- マッチング対策、プレゼン効率化について
これらの質問に講義内で丁寧に答えることができて、個人的にとても満足しています。
参加者の皆さんが「今まさに知りたい」と思っていることに応えられるのは、講師としてやりがいを感じる瞬間ですね。
満足度4.57点という評価
アンケートでは満足度4.57点(5点満点)という高い評価をいただきました。
参加者の皆さんからいただいたメッセージを一部紹介します。
「とても楽しくて勉強になりました。次回も楽しみにしてます。」(初期研修医1年目)
「先生の講義を毎回楽しみにしています。研修医なので、今回の内容はすぐ使いたいものばかりで面白かったです。」(初期研修医2年目)
「とてもわかりやすく、実践的な内容にワクワクしました。」(卒後6年目以上)
「抄読会で楽できそうでありがたいです!」(卒後6年目以上)
「例文をたくさん挙げてくださったので、自分に合ったものから試していきたいと思いました。テンポ良いお話にうなずきながら聞きました。」(卒後6年目以上)
こうした声をいただけると、本当に励みになります。
アーカイブも公開中
当日参加できなかった方、もう一度見直したい方向けに、アーカイブを公開しています。
スライド
アーカイブ動画
動画では、スライドには載っていないトークも含まれているので、よかったらチェックしてみてください。
おわりに
今回のセミナーを通じて、AIを活用した勉強法に興味を持つ医療者が増えていることを実感しました。
「まずは1つ課金してみよう」「臨床で気になった疑問を聞くところから始めよう」というメッセージが、少しでも皆さんの背中を押せていたら嬉しいです。
また機会があれば、「AIに置き換える作業の言語化」についてもっと詳しく話していきたいと思っています。
※本記事で述べられている内容は筆者個人の経験と見解であり、所属機関の見解を代表するものではありません。AIツールの使用にあたっては、各施設の規定を遵守してください。
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