Chat2Query を触る
Chat2Query は TiDB のマネージメントコンソールで利用可能な SQL ツールです。通常のツールに加えてChat
という名前がついている通りインタラクティブな対話でSQLを生成したり、実行したSQLの誤りを正してくれたりするのが特徴です。
さっそくやってみる
マネージメントコンソール左ペインから、Cluster
を選択し、上記手順で作成したClusterを選びます。
select * from test.user;
テーブルの中身が表示されます。
ではChat機能を使っていきます。
AIの機能を利用するためにはオプトインが必要です。セキュリティなどに配慮されているようです。
画面右上のAIボタンを押します。
規約に同意します。
use test;
を SQL エディタに記載し改行した後Ctl+I
を押します。
例えば以下を入力して実行します。
tell me all data of user table
SQL の生成画面になります。しばらく待つと以下のようにSQLが生成されています。
現時点ではまだ 生成されたSQLは提案段階です。これを受け入れるか、破棄するか、再生成を依頼するかのボタンを押します。
INSERT
やDELETE
も作成してくれます。
PingCap がより複雑なデータを試せるようテストデータセットを準備してくれています。手順も日本語化されています。
外部 SQL ファイル連係
Chat2Query
は保存された外部 SQL ファイルから SQL を読み取り実行することも可能で、TiDB の別昨日からそのSQLファイルを呼び出すことも可能です。例えば複雑なスキーマを持つデータベースに対する、複数人のチームでデータ分析やテストクエリの実行などはその SQL を外部ファイル化しておくことでチーム間の共有が容易となり再実行が簡単になります。
以下のファイルを保存しておきます。
SQL Files
をクリックします。
先ほどまで作業していたGetting Started
という名前の SQL ファイルが存在していることがわかります。新しい SQL ファイルを作成する場合は+
ボタンを押します。
Generate endpoint
機能を使うとData Service
という別サービスからこのデータセットにアクセス可能となります。こちらについては次の記事で触れたいと思います。
また類似の機能として、Chat2Query
へのAPIアクセスも行うことが可能です。
こちらもSQL Filesと同様にData Service
へ遷移します。
Discussion