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TiDB Serverlss Data App の Custom Domainを設定する
過去2回の記事でData ServiceというあらかじめプリセットされたSQLをREST API形式で実行する機能をPostmanから実行させる手順をまとめました。
デフォルトでは作成されるAPIはTiDB Serverles Clusterが実行しているクラウド環境のドメインで動作します。(私の検証環境だとeu-central-1.data.tidbcloud.com)
Custom Domain というユーザー側が保有しているドメインでCNAME設定を行う機能が用意されていますので、今日はそちらを試します。
さっそくやってみる
Data Appのアプリケーション画面からSettingsタブをクリックします。


Add Custom Domainをクリックします。

自身が持っているドメイン名をここに入力します。必要に応じてData App呼び出し専用サブドメインを付与してください。以下のようにステータスがPendingになります。

次にCNAME先のドメイン名を管理しているDNSサーバでCNAME設定を行います。Cloudflareであれば以下になります。

CloudflareでCNAMEを行う際には必ずオレンジモードを外してください。オレンジモードとはCloudflare専用CNAME動作モードのことで、名前解決を行った際のIPアドレスがTiDB CloudではなくCloudflareになってしまうため、Data App側のバックエンドによるドメイン名認証ロジックに失敗するようです。
数分待つとステータスが以下のようにSuccessになります。

画面に表示されるエンドポイントURLもCustom Domainになっています。

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