(小ネタ)Postman Flows Logブロックの使い方とPostman クラウド
以下が簡単なサマリーです。
簡単なサマリー
・Postman Flows はCollectionsで設定されたAPIコールなどもとに一連のワークフローを作成で可能なワークフローエンジン
・JSON文字列の取り扱いや条件分岐、並行処理などが実装可能。cronによる定期実行が可能で外形監視に利用可能
・Webhookでの起動も可能であり、Deployに組み込むことでUnitテストやシナリオテスト等に利用可能
・実行環境は2つありローカルインスタンス
とPostman
クラウド。前者は恒久無償で後者は5,000クレジットまでは無償
前述の記事でまとめましたが、ローカルインスタンス
とPostmanクラウド
では実行環境に若干の差異が存在し、例えば変数は前者では文字通り変数になりますが、後者では定数扱いになり途中で変更できません。
他にもPostmanクラウドだからこそ利用できる機能(cronによる自動起動やモックサーバの利用等)が存在しておりPostmanではPostmanクラウドでのFlows実行を推奨しています。
そしてログの出力方法も異なります。
Log ブロック
Request Catcherを使った簡単なAPIコールをまずはCollectionで作成します。
Log
ブロックは以下の通りログを出力してくれます。ここでいうLogとはAPIコールのレスポンスです。
ローカルインスタンス
での実行であればこれで問題ありませんが、FlowsをPublishしてWebhookで実行した場合この方式ではログが出力されません。なぜなら画面に表示されているものはあくまでローカルインスタンス
でのFlowsであり、Postman
クラウドにアップロードされたFlowsはすでに別に存在しているためです。
Postman クラウドで実行するFlowsのログ確認方法
ログの確認方法は実は簡単です。
区別がつきやすいように画面が少し青みががった状態になりますが、ここからLog
ブロックをクリックすればログの確認が先ほどと同様に可能になります。
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