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(小ネタ)Postman Flows Logブロックの使い方とPostman クラウド

2025/03/03に公開

https://qiita.com/KameMan/items/23a0b50e0b54f0130271
過去の記事でPostman Flowsの使い方やローカルインスタンスとPostmanクラウドとの違いを纏めてきました。
以下が簡単なサマリーです。

簡単なサマリー

・Postman Flows はCollectionsで設定されたAPIコールなどもとに一連のワークフローを作成で可能なワークフローエンジン
・JSON文字列の取り扱いや条件分岐、並行処理などが実装可能。cronによる定期実行が可能で外形監視に利用可能
・Webhookでの起動も可能であり、Deployに組み込むことでUnitテストやシナリオテスト等に利用可能
・実行環境は2つありローカルインスタンスPostmanクラウド。前者は恒久無償で後者は5,000クレジットまでは無償

前述の記事でまとめましたが、ローカルインスタンスPostmanクラウドでは実行環境に若干の差異が存在し、例えば変数は前者では文字通り変数になりますが、後者では定数扱いになり途中で変更できません。
他にもPostmanクラウドだからこそ利用できる機能(cronによる自動起動やモックサーバの利用等)が存在しておりPostmanではPostmanクラウドでのFlows実行を推奨しています。

そしてログの出力方法も異なります。

Log ブロック

Request Catcherを使った簡単なAPIコールをまずはCollectionで作成します。
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Logブロックは以下の通りログを出力してくれます。ここでいうLogとはAPIコールのレスポンスです。
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ローカルインスタンスでの実行であればこれで問題ありませんが、FlowsをPublishしてWebhookで実行した場合この方式ではログが出力されません。なぜなら画面に表示されているものはあくまでローカルインスタンスでのFlowsであり、PostmanクラウドにアップロードされたFlowsはすでに別に存在しているためです。

Postman クラウドで実行するFlowsのログ確認方法

ログの確認方法は実は簡単です。
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区別がつきやすいように画面が少し青みががった状態になりますが、ここからLogブロックをクリックすればログの確認が先ほどと同様に可能になります。
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