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Difyアップデート自動化
皆さん、ローカル版Difyは活用されていますでしょうか?
ローカル版だと、定期的にアップデートが必要でそのアップデートを自動化する方法があるのでシェアします。
基本的な準備(シェルスクリプトの作成)
今回は、複数のコマンドを一括で実行してくれるようなシェルスクリプト作成します。
シェルスクリプトは、コンピュータに一連の作業を自動で実行させるための簡単な命令書のようなものです。毎回同じ作業を手動で行う代わりに、一度スクリプトを作成しておけば、それを実行するだけで済むようになります。
アップデートスクリプトの作成
エンジニア向け
update_dify.shを作成し、以下の内容を入力する
以下の内容を入力します
#!/bin/bash
# バックアップの作成
cp -r dify "dify_backup_$(date +%Y%m%d)"
# Difyディレクトリに移動
cd home/yourfilepath/dify/docker
# 最新版の取得とアップデート
git pull origin main
docker compose down
docker compose up -d
# アップデート完了通知
echo "Difyのアップデートが完了しました"
スクリプトの使用方法
- スクリプトに実行権限を付与します:
chmod +x update_dify.sh
- スクリプトを実行します:
./update_dify.sh
定期的な自動アップデート
cronを使用して定期的なアップデートを設定できます。
# 毎週日曜日の深夜3時にアップデートを実行する例
0 3 * * 0 /path/to/update_dify.sh
注意点
- アップデート前に必ずデータのバックアップを取得してください
- 環境変数の変更がある場合は、.envファイルを確認する必要があります
- アップデートに失敗した場合は、バックアップから復元できます
- docker-compose.yamlファイルをカスタマイズしている場合は、追加の対応が必要になることがあります
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