AWS クラウドプラクティショナー勉強記(1ヶ月目安)
Zenn初投稿します、かくひとと申します!
IT企業に勤めていたり(2年目)、個人でゲーム制作の活動をしたりしている者です。
私は仕事でもAWSを経験したことがなく、一度Webアプリのデプロイに使おうと思ったけど頓挫したような身でしたが、
「AWS再挑戦したい!今後のキャリアに活かしたい!ゲーム制作にも使いたい!」と思い、まずはクラウドプラクティショナーを取ってみることにしました。
なかば追い込む形でテストセンターを予約してしまい、結果スケジュール的にドタバタになってしまい大変でしたが、なんとか合格しましたので勉強記としてアウトプットします。誰かの参考になれば幸いです。
どういう問題が出るの?
出題範囲はこのようになってます(公式ガイド参照)
- 第 1 分野: クラウドのコンセプト (採点対象コンテンツの 24%)
- 第 2 分野: セキュリティとコンプライアンス (採点対象コンテンツの 30%)
- 第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス (採点対象コンテンツの 34%)
- 第 4 分野: 請求、料金、およびサポート (採点対象コンテンツの 12%)
また、2023年9月19日からCLF-C01がC02へと変わりました。こちらのサイトによると、
- 試験割合が変更された
- 試験範囲(新規AWSサービス)が大幅に増えた
とのことです。
自分はそれまでに受験した身なのではっきりとは言えないですが、勉強の仕方は大きく変わらないと思っています。後述する公式教材はもちろん、Udemyの教材もすでにC02に対応しているみたいで(すごい!)、そこまで心配しなくてよい気がしています。
また、出題範囲だけ見てもイメージしづらいと思いますが、AWSの使う上での考え方として「AWS Well-Architected フレームワークの6本の柱」があります。
- 運用上の優秀性
- セキュリティ
- 信頼性
- パフォーマンス効率
- コスト最適化
- 持続可能性
この6本の柱をもとに、次の第2分野~第4分野でさまざまなサービスの説明が展開されていくので、各6本の柱の「設計の原則」の部分だけさらっと眺めておくのはありだと思います。
勉強に使った教材
1. AWS Cloud Practitioner Essentials(公式の教材)
- 「動画+テキスト+クイズ」と「最終テスト」までついており、とても充実したコンテンツです。かつ雑多な情報がなく、概要をしっかりおさえてある教材だと思います。公式という安心感もあります。
- ただ、全部英語です。自分は英語苦手なのであまり動画は見ずに、テキストとクイズだけ翻訳しながら取り組みました。
- テキストの内容をNotionにまとめ、クイズで抜けているところをおさえるといった使い方をしました。ここで作ったノートは最後まで見返すことになります!
- 自分はクイズを2周して、最終テストに臨みました。
クラウドプラクティショナー公式ページの「ステップ2」から行けます
2. 【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
- 本番より高い難易度でたくさん模擬試験を受けられます(もうすでにC02版に変わっていてすごい)
- 基本レベルでさえかなり難しいので、合格ラインを達成しなくても全くがっかりしなくてよいです。これを2周して、合格ラインまで解けるようになれば大丈夫だと思います。
- 知らないぞ?という内容がけっこう出るので、これも内容をメモすることをおすすめします。
- ただ解説がややあっさりしているので、追加でググったりはしました。個人的にこういう時は公式ドキュメントよりも技術ブログの方が頭に入りやすく、とてもありがたい存在でした。DevelopersIOとてもおすすめ。
その他
AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説 クラウドプラクティショナー
- とても良いサイトだけど、問題数が多すぎてどこから解いたらよいのかわからないのと、難易度がやさしめに感じたので、これを主軸にするのは不安があった(個人の意見です)
一夜漬けAWS認定クラウドプラクティショナー直前対策テキスト[第2版]
- さらっと読んだ。前日夜や当日朝にインプットする本としては最適だったと思う
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第2版 (AWS認定資格試験テキスト)
- 買ったものの、全く手を付けなかった...
- 時間があれば読んだ方がよかったかなと思った。多少Udemyが解きやすかったかもしれない
やればよかったと思った教材
AWS Certified Cloud Practitioner 公式模擬試験
- 公式の難易度の肌感がわかる。Udemyがとにかく難しいので「本番もこんな難しいの?」と当日までずっと不安だった。最後に解くべきだったなぁと思う
- 無料で20問、有料だとフル65問を複数回受けられる
- 無料分で最終確認する程度でいいと思う
当日までのスケジュール
最初の2週間
Essentialsをかなりゆっくりのペースで進めました。
ここでマンネリを感じてきたので、10日後にテストセンター予約しました。
次の3日間
WEB問題集を100問ほど解いたけど不安に。
最後の1週間(当日まで)
Udemyを見つけ、以降はひたすらこの教材に取り組みました。
時間がなかったので、基本2つと応用2つをなんとかぎりぎり2周させました。
そして試験当日
当日の流れ
- テストセンターに10:45受付。なるべく15分前までに来てねとのことだったので、余裕持って10:20くらいに到着。受付時間まで勉強していいよと言われたので、早く行って損をすることはなさそう
- 試験は全65問で90分なので、見直しの時間は十分。フラグ機能もあるのでいったん全部解いてしまいましょう
- 試験終了したらすぐに合格かわかります。かなり不安だったので受かっててよかった…
参考までに
- 身分証明書が2つ要るのでお忘れなく!(その他は準備物不要)
- 自宅でも受講できるけど、調べた限りはテストセンターの方が楽そう
- 午後予約だと午前中に勉強できるので、その方がありかも
おわりに
- 「Essentials、Udemy、公式模擬試験」の3つはおすすめします。
- 最低限な勉強方法だと思うので、不安であればほかの方がおすすめされている教材をプラスする方がよいと思います。先ほど紹介したAWS認定資格試験テキストは、Essentialsの代わりによく紹介されている印象です。
- AWSで一番簡単なテストとはいえ範囲がとても広いので、何だこのサービス知らないぞ?みたいな問題もあり(Udemyとか特に…)、有識者でも満点は難しいのではないかと個人的に思ってます。本番で数問わからない問題があっても、気にせず最後まで解き切りましょう!
勉強のおかげか、AWS有識者の言葉がだいぶわかるようになりました(よくあるアーキテクト図はまだ解読できない...)
せっかく取得したので、ホームページ作成やWebアプリのデプロイ、ゲームの自動ビルド等に利用したいなと思ってます。これも記事にできたらうれしいです。
Discussion
合格おめでとうございます!
自身のブログ記事を参考にしてくださり、幸いです!