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仕事・キャリア不安の処方箋

2024/07/27に公開

はじめに

人生を100年と考えたときに、その1/4に差し掛かる20代後半から30代半ばの頃に人生や自身の在り方、生き方などについて悩む現象のことを「クオーターライフクライシス(Quarter Life Crisis)」と呼ぶそうです。

わたしはSESやSIerで7~8年働いているアラサーです。ようやく自分の仕事にすこし自信を持てるようになりましたが、ふと「このままで良いのだろうか」と考えることがあります。職域がTech寄りから、Biz・Management寄りになってきたのですが、「このままSIerにいてよいのか」「新しい環境に飛び込んで技術を磨くべきではないか」と思ったりすることもしばしばあります。

フィルターバブルに溺れる

人は、自分が見たいものしか見たくありません。転職を検討しているわたしは、某サービスのタイムラインがこんな感じになっています。

フィルターバブル (filter bubble) とは、「インターネットの検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能」(フィルター)のせいで、まるで「泡」(バブル)の中に包まれたように、自分が見たい情報しか見えなくなることです。

3か月前は、つねに転職のことを考えていました。結局しなかったのですが、視野狭窄に陥ると判断力が鈍っていきます。衝動的な、あるいは感情的な判断は、必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。

マインドフルネスのススメ

エンジニアは納期に追われるシーンも多いですよね。わたしもスケジュールのことで頭がいっぱいになることがあります。なにかの足しになるかとおもってPMPを取得しましたが、そもそも100%完ぺきな計画なんてないんです。計画は大切ですが、先のことを悲観的に考えすぎてメンタルを崩してしまっては元も子もありません。

そこで私は、心のどこかに「猫」を持つことを提唱します。

猫は、自分の将来を考えてメンタルを崩すことはありません。明日自分のごはんがなくなるかもと考えて、今のごはんを三等分に切りくずすこともしません。ただ今目の前のごはんが食べられることがうれしいと思っています。

将来の計画は大切ですが、そこを見すぎると、逆に不幸になってしまう気がしています。目の前のことに集中するという視点も大事であるというideaでした。

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