【Velocity】プロキシサーバを踏んでPaperMCやFabricサーバに接続する
環境
- PaperMC 1.14以上
- Velocity
Velocity Settings
Velocityの設定ファイルであるvelocity.tomlを以下のように編集します。
player-info-forwarding-mode = "modern"
[servers]
server_name = "ip_address:port"
player-info-forwarding-modeはvelocity.tomlに説明が記述されています。
[servers]ではプロキシサーバから接続するサーバの情報を記述します。
PaperMC Settings
PaperMCのconfigを設定してVelocityを受け入れられるようにします
まずはserver.propertiesのonline-modeをオフにします。
これでは認証できないと考えてしまいますが、paperにはvelocity独自のアカウント認証が備わっているためこちらを利用します。(利用しないとエラー)
恐らくこの設定があるのはプロキシサーバを踏まない状態と比べ、認証パケットもプロキシサーバを踏む必要があることを吸収しているのではと思います。
# server.properties
online-mode=false
次にspigot.ymlのsettings.bungeecordをオフにします
これもspigot既存のものはmodernなプロキシを処理できないのでしょう恐らく。
# spigot.yml
settings:
bungeecord=false
最後にpaperでvelocityの挙動を吸収する設定を行います。
config/paper-global.ymlを以下の項目の設定を行います。
# config/paper-global.yml
proxies:
bungee-cord:
online-mode: true
proxy-protocol: false
velocity:
enabled: true
online-mode: true
secret: ~~~ # 任意に設定
secretはvelocity直下に生成されるfowarding.secretのものを丸々コピペします
これでPaperMCの設定は完了です。
Fabric Settings
Fabricでvelocityの恩恵を受けるためにFabricProxy-Lite modを利用します。
以下から最新版の成果物をダウンロードし、modsフォルダに入れてください。
modsに導入した後に一度サーバーを起動します。
これでFabricProxy-Liteのconfigファイルが生成されます。
生成したconfig/FabricProxy-Lite.tomlの以下の箇所を編集します。
# config/FabricProxy-Lite.toml
secret = ~~~
secretはvelocity直下に生成されるfowarding.secretのものを丸々コピペします
次にserver.propertiesのonline-modeをオフにします。
# server.properties
online-mode=false
これでFabric Serverの設定は完了です。
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