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【Velocity】プロキシサーバを踏んでPaperMCやFabricサーバに接続する

2023/11/21に公開

環境

  • PaperMC 1.14以上
  • Velocity

Velocity Settings

Velocityの設定ファイルであるvelocity.tomlを以下のように編集します。

player-info-forwarding-mode = "modern"

[servers]
    server_name = "ip_address:port"

player-info-forwarding-modeはvelocity.tomlに説明が記述されています。

[servers]ではプロキシサーバから接続するサーバの情報を記述します。

PaperMC Settings

PaperMCのconfigを設定してVelocityを受け入れられるようにします

まずはserver.propertiesonline-modeオフにします。
これでは認証できないと考えてしまいますが、paperにはvelocity独自のアカウント認証が備わっているためこちらを利用します。(利用しないとエラー)
恐らくこの設定があるのはプロキシサーバを踏まない状態と比べ、認証パケットもプロキシサーバを踏む必要があることを吸収しているのではと思います。

# server.properties
online-mode=false

次にspigot.ymlsettings.bungeecordオフにします
これもspigot既存のものはmodernなプロキシを処理できないのでしょう恐らく。

# spigot.yml
settings:
   bungeecord=false

最後にpaperでvelocityの挙動を吸収する設定を行います。
config/paper-global.ymlを以下の項目の設定を行います。

# config/paper-global.yml
proxies:
  bungee-cord:
    online-mode: true
  proxy-protocol: false
  velocity:
    enabled: true
    online-mode: true
    secret: ~~~ # 任意に設定

secretはvelocity直下に生成されるfowarding.secretのものを丸々コピペします
これでPaperMCの設定は完了です。

Fabric Settings

Fabricでvelocityの恩恵を受けるためにFabricProxy-Lite modを利用します。
以下から最新版の成果物をダウンロードし、modsフォルダに入れてください。
https://github.com/OKTW-Network/FabricProxy-Lite/releases/

modsに導入した後に一度サーバーを起動します。
これでFabricProxy-Liteのconfigファイルが生成されます。

生成したconfig/FabricProxy-Lite.tomlの以下の箇所を編集します。

# config/FabricProxy-Lite.toml
secret = ~~~

secretはvelocity直下に生成されるfowarding.secretのものを丸々コピペします

次にserver.propertiesonline-modeオフにします。

# server.properties
online-mode=false

これでFabric Serverの設定は完了です。

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