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Tang Nano 9k - Lチカをしてみた

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Tang Nano 9kは、中国の会社であるGOWINの格安のFPGA評価ボードです。
秋月電子の店舗で3000円ほどで購入しました。
USBからコンフィグレーションができるため、私みたいなひよっこエンジニアの入門編に向いていると思います。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/g117448/

評価ボードの機能について

ボードのスペックに関しては、公式サイトにwikiがあります。 
ここに、FPGAの性能や搭載されているコネクタなどが記載されています。

また、評価ボードの回路図もあり、ピンの割り当てができますね。

https://wiki.sipeed.com/hardware/en/tang/Tang-Nano-9K/Nano-9K.html

開発環境

FPGAに書き込むまでの方法は、 公式のEDAツールであるGOWIN EDAを利用するか、オープンソースのツールを組み合わせて行う方法があります。
OSS-CAD-SUITEにOSSのFPGA開発ツールがまとまっています。環境構築の方法は、こちらを参考にしました。

プロセス GOWIN EDA オープンソースツール
Synthesis GowinSynthesis Yosys
Place and Route Gowin ??? nextpnr + apicula
Programing Gowin Programer openFPGALodar

いろいろやってみて、bitstreamの生成まではGOWIN EDA、ProgramingはopenFPGALodarを使用することにします。 
理由としては2つ

  1. オープンソースツールだと、GowinのIPをコンパイルできない。
  2. SynthesisツールのYosysだと、SystemVerilogに対応していない。
  3. GowinのProgramerだと、FPGAとUSBの接続が不安定

ソフトウェアの書き込みもするとなると、GOWIN Programerの方がよさそうですが、とりあえずこの環境で開発していこうと思います。
でも、中国製のソフトウェアをつかうのは、すこし怖い

Lチカをやってみる!!

Lチカのサンプルが公式であるため、それを参考に進めていきました。
コードはそのままコピペしました。

https://wiki.sipeed.com/hardware/en/tang/Tang-Nano-9K/examples/led.html

キェェェェェェアァァァァァァヒカッタァァァァァァァ!!
Lチカ

まとめ

FPGA評価ボードのTang Nano 9kのLチカをしてみました。
公式のドキュメントが充実しているため、あまり詰まることなく動作させることができました。(オープンソースツールだと、時間がかかった)
そのため、FPGAの入り口としてとても良さそうです。

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