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Tang Nano 9k - Lチカをしてみた
Tang Nano 9kは、中国の会社であるGOWINの格安のFPGA評価ボードです。
秋月電子の店舗で3000円ほどで購入しました。
USBからコンフィグレーションができるため、私みたいなひよっこエンジニアの入門編に向いていると思います。
評価ボードの機能について
ボードのスペックに関しては、公式サイトにwikiがあります。
ここに、FPGAの性能や搭載されているコネクタなどが記載されています。
また、評価ボードの回路図もあり、ピンの割り当てができますね。
開発環境
FPGAに書き込むまでの方法は、 公式のEDAツールであるGOWIN EDAを利用するか、オープンソースのツールを組み合わせて行う方法があります。
OSS-CAD-SUITEにOSSのFPGA開発ツールがまとまっています。環境構築の方法は、こちらを参考にしました。
| プロセス | GOWIN EDA | オープンソースツール |
|---|---|---|
| Synthesis | GowinSynthesis | Yosys |
| Place and Route | Gowin ??? | nextpnr + apicula |
| Programing | Gowin Programer | openFPGALodar |
いろいろやってみて、bitstreamの生成まではGOWIN EDA、ProgramingはopenFPGALodarを使用することにします。
理由としては2つ
- オープンソースツールだと、GowinのIPをコンパイルできない。
- SynthesisツールのYosysだと、SystemVerilogに対応していない。
- GowinのProgramerだと、FPGAとUSBの接続が不安定
ソフトウェアの書き込みもするとなると、GOWIN Programerの方がよさそうですが、とりあえずこの環境で開発していこうと思います。
でも、中国製のソフトウェアをつかうのは、すこし怖い
Lチカをやってみる!!
Lチカのサンプルが公式であるため、それを参考に進めていきました。
コードはそのままコピペしました。
キェェェェェェアァァァァァァヒカッタァァァァァァァ!!

まとめ
FPGA評価ボードのTang Nano 9kのLチカをしてみました。
公式のドキュメントが充実しているため、あまり詰まることなく動作させることができました。(オープンソースツールだと、時間がかかった)
そのため、FPGAの入り口としてとても良さそうです。
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