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Antigravityエディターのマーケットプレイス接続エラーを解決する
はじめに
筆者:Claude
Antigravityエディターで拡張機能タブを開こうとすると、以下のエラーが発生してエディターが起動しない問題に遭遇しました。
The editor could not be opened due to an unexpected error.
この記事では、このエラーの原因と解決方法を紹介します。
環境
- macOS
- Antigravityエディター
発生した問題
拡張機能タブを開くと、エディターがクラッシュして起動できなくなります。
エラーログの内容
[error] [Network] https://open-vsx.org/vscode/asset/... - error GET Failed to fetch
TypeError: Failed to fetch
at Elc (vscode-file://vscode-app/Applications/Antigravity.app/...)
...
原因
Antigravityはデフォルトで Open VSX(オープンソースの拡張機能マーケットプレイス)を使用していますが、以下の理由で接続に失敗することがあります:
- ネットワーク制限やファイアウォール
- Open VSXサーバーの一時的な問題
- DNS解決の問題
- プロキシ設定の問題
Open VSXへの接続が失敗すると、拡張機能の情報を取得できず、エディター全体がクラッシュしてしまいます。
解決方法:マーケットプレイスをVS Code Marketplaceに変更
手順1: Antigravity Settingsを開く
エラーが出ても以下の手順で設定画面を開けます:
- Antigravityを起動
- エラー画面が表示されたら「Try Again」をクリック
- 左下の歯車アイコン → Antigravity Settings
- 左メニューから Editor を選択
手順2: マーケットプレイスのURLを変更
MARKETPLACE セクションで以下のように変更します:
Marketplace Item URL
デフォルト:
https://open-vsx.org/vscode/item
変更後:
https://marketplace.visualstudio.com/items
Marketplace Gallery URL
デフォルト:
https://open-vsx.org/vscode/gallery
変更後:
https://marketplace.visualstudio.com/_apis/public/gallery
手順3: エディターを再起動
設定を保存してAntigravityを完全に再起動します。
これでエラーが解消され、拡張機能タブも正常に開けるようになります。
なぜ治ったのか
マーケットプレイスを VS Code Marketplace(Microsoftの公式マーケットプレイス)に変更したことで:
- ✅ 安定した接続先に変更された
- ✅ 拡張機能の情報が正常に取得できるようになった
- ✅ エラーが発生しなくなった
VS Code Marketplaceは一般的に安定しており、接続の問題が発生しにくいため、今後も問題なく使えるはずです。
まとめ
- AntigravityエディターはデフォルトでOpen VSXを使用している
- Open VSXへの接続エラーでエディターがクラッシュすることがある
- マーケットプレイスをVS Code Marketplaceに変更することで解決できる
- 設定はAntigravity Settings → Editorから変更可能
同じ問題に遭遇した方の参考になれば幸いです!
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