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ブートストラップの隙間(余白)の設定まとめ
ブートストラップでは、隙間(余白)の設定に関するクラスが複数あります。主にマージンとパディングを調整するためのクラスが提供されています。以下にまとめます。
1. マージン (Margin)
外側の余白を設定します。
クラス名のプレフィックスは m
です。
基本構文
m{方向}-{サイズ}
-
{方向}
: t (top), b (bottom), s (start), e (end), x (左右), y (上下), 空白 (全方向) -
{サイズ}
: 0, 1, 2, 3, 4, 5, auto
サイズ値 | 間隔 (px) |
---|---|
0 | 0px |
1 | 4px |
2 | 8px |
3 | 16px |
4 | 24px |
5 | 48px |
auto | 自動調整 |
例
-
m-0
: 全方向のマージンを0 -
mt-3
: 上側のマージンを16px -
mb-4
: 下側のマージンを24px -
mx-2
: 左右のマージンを8px -
my-1
: 上下のマージンを4px -
ms-auto
: 左側のマージンを自動調整 (右寄せに役立つ)
2. パディング (Padding)
内側の余白を設定します。
クラス名のプレフィックスは p
です。
基本構文
p{方向}-{サイズ}
-
{方向}
: t (top), b (bottom), s (start), e (end), x (左右), y (上下), 空白 (全方向) -
{サイズ}
: 0, 1, 2, 3, 4, 5
例
-
p-0
: 全方向のパディングを0 -
pt-3
: 上側のパディングを16px -
pb-4
: 下側のパディングを24px -
px-2
: 左右のパディングを8px -
py-1
: 上下のパディングを4px
3. ギャップ (Gap)
FlexboxやGridコンテナの子要素間の隙間を設定する場合に使います。
クラス名のプレフィックスは gap
です。
基本構文
gap-{サイズ}
-
{サイズ}
: 0, 1, 2, 3, 4, 5
例
-
gap-0
: 要素間の隙間を0 -
gap-3
: 要素間の隙間を16px -
gap-4
: 要素間の隙間を24px
4. レスポンシブ対応
隙間の設定はレスポンシブに対応しています。ブレークポイントを指定することで、画面サイズごとに余白を調整できます。
基本構文
{ブレークポイント}-{m or p}{方向}-{サイズ}
ブレークポイント
キーワード | 画面幅 |
---|---|
sm |
576px以上 |
md |
768px以上 |
lg |
992px以上 |
xl |
1200px以上 |
xxl |
1400px以上 |
例
-
mb-md-4
: 中サイズ (768px以上) の画面で下側マージンを24px -
px-lg-3
: 大サイズ (992px以上) の画面で左右パディングを16px
5. ユーティリティのリセット
不要な隙間を無効にする場合、以下のクラスを使います。
-
m-0
: マージンをすべて0にリセット -
p-0
: パディングをすべて0にリセット
これらのクラスを組み合わせることで、ブートストラップのレイアウトに柔軟な隙間設定が可能になります。
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