Windows (WSL) で Claude Code をセットアップする方法
僕自身、Windows環境で設定しようとした際にうまくいかず、何度も失敗を繰り返しました。その体験をもとにAIでこの記事を作成していますが、一部に誤りが含まれている可能性があります。
正確な手順や最新情報については、Claude Codeの公式サイトで確認することをおすすめします。
Windows Subsystem for Linux (WSL) を使用して、Windows 環境に Claude Code をセットアップする手順を解説します。インストールから起動まで、そして一般的なエラーへの対処方法も含めて説明します。
Windows Subsystem for Linux (WSL) を使用して、Windows 環境に Claude Code をセットアップする手順を解説します。インストールから起動まで、そして一般的なエラーへの対処方法も含めて説明します。
前提条件
Claude Code をインストールする前に、以下の環境が整っていることを確認してください:
- Windows 環境に WSL がインストールされ、セットアップ済み
- WSL 環境に Node.js 18 以上がインストール済み
- WSL ターミナルの基本操作(コマンド実行、ファイル編集など)ができること
インストール手順
npm の設定変更
WSL 環境でグローバルパッケージの権限エラーを回避するため、まず npm の設定を変更します。
-
WSL ターミナルを開きます
-
npm のグローバルパッケージインストール先をユーザーディレクトリに変更します:
npm config set prefix '~/.npm-global'
-
(推奨)過去に EACCES エラーが発生した場合は、npm キャッシュをクリーンアップします:
npm cache clean --force
Claude Code のインストール
権限エラーを避けるため、--prefix
オプションを使用してインストールします。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code --prefix='~/.npm-global'
インストールが成功すると、added x packages in ys
のようなメッセージが表示されます。
PATH 環境変数の設定
インストールした claude
コマンドをどこからでも実行できるように、PATH を設定します。
シェル設定ファイルの編集
-
お使いのシェルの設定ファイルを開きます:
# Bash を使用している場合 nano ~/.bashrc # Zsh を使用している場合 nano ~/.zshrc
-
ファイルの末尾に以下の行を追加します:
export PATH=~/.npm-global/bin:$PATH
-
ファイルを保存して閉じます(nano の場合):
-
Ctrl + O
で保存 -
Enter
で確定 -
Ctrl + X
で終了
-
設定の反映
設定を反映させるには、以下のいずれかの方法を実行します:
- 方法1(推奨): ターミナルを一度閉じて、再度開く
-
方法2: 現在のセッションに設定を読み込む:
# Bash の場合 source ~/.bashrc # Zsh の場合 source ~/.zshrc
PATH の確認
設定が正しく反映されたか確認します:
echo $PATH
出力に /home/<your_username>/.npm-global/bin
が含まれていることを確認してください。
Claude Code の起動
PATH の設定が完了したら、以下のコマンドで Claude Code を起動します:
claude
初回起動時には:
- 利用規約への同意
- 認証プロセス
が表示されます。画面の指示に従って認証を完了させてください。
トラブルシューティング
EACCES 権限エラーへの対処
npm install -g
実行時に /usr/local/lib/node_modules
への権限エラーが発生する場合:
-
実行環境の確認
- Windows のコマンドプロンプトや PowerShell ではなく、必ず WSL ターミナル(Ubuntu など)で実行してください
-
npm 設定の確認
npm config get prefix
出力が
~/.npm-global
になっていることを確認 -
インストールコマンドの確認
- 必ず
--prefix='~/.npm-global'
オプションを使用してください - このオプションは
npm config set prefix
の設定よりも優先されます
- 必ず
-
キャッシュのクリア
npm cache clean --force
実行後、再度インストールを試みてください
その他の注意点
- WSL と Windows のファイルシステムは異なるため、必ず WSL 環境内で作業してください
- Node.js のバージョンが 18 以上であることを確認:
node --version
- npm が最新版であることを推奨:
npm install -g npm@latest
これらの手順に従えば、Windows 環境でも WSL を通じて Claude Code を問題なく利用できるようになります。
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