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kintoneのコメントを予約投稿する(Power Automate連携)
記事概要
kintoneでコメント投稿を予約します。
コメント投稿日とコメント内容、メンション先をあらかじめ指定しておくことで、指定された日の朝9時にコメントが自動で投稿されます。バッチ処理のため、Microsoft PowerAutomateを使用します。
自社でもこの記事の内容を実現してみたい。という方がおみえでしたら、kintoneスポット開発無料相談フォームから、ぜひお問い合わせください。
kintoneコメント投稿のAPI
kintoneのコメント投稿APIは下記に記載あり。
kintoneアプリ
下図のようなkintoneアプリを準備します。赤字で表示されているのはフィールドコードです。メンション先は複数ユーザー指定可能です。
全体の流れ
- 毎朝9時にPower Automateのクラウドフローを起動
- kintoneから投稿日が当日で指定されているレコードを取得
- 取得レコードをループ(メンション先のArray生成→レコードコメントJSON生成→投稿)
毎朝9時にクラウドフローを起動
Interval-Frequencyで1-Dayを指定。
私の環境のTimeZoneは中国になっているので、日本時間の9時になるように、中国時間で8:00を指定します。
kintoneから投稿日が当日で指定されているレコードを取得
kintoneAPIを使用してレコードを取得します。投稿予約日にTODAY()を指定。後からJSON解析するときに楽なので、取得する項目も指定して最小限に絞ります。
取得レコードをループ(メンション先のArray生成→レコードコメントJSON生成→投稿)
Apply to eachでレコードをループします。メンション先も複数あるため、さらにその中にApply to eachをいれて、メンション先のJSON文字列を生成します。
メンション用に生成される文字列はこんな感じです。
[
{
"code": "minoru",
"name": "松村 稔",
"type": "USER"
},
{
"code": "renyuer-cs",
"name": "renyuer-cs",
"type": "USER"
}
]
HTTPコネクタでコメントを投稿します。
recordには取得したレコード番号、Commentのtextには投稿内容、mentionsには先ほど生成したメンション先の文字列を代入します。
自動投稿されるコメントのイメージです。
ちゃんとメンションも指定できていますね。よかったです。
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