kintone+ExcelでJANコードを出力する方法
記事概要
kintoneからJANコード(13桁)を出力する必要があり、EXCELを使用する形で実現しましたので、覚えの記事です。
自社でもこの記事の内容を実現してみたい。という方がおみえでしたら、kintoneスポット開発無料相談フォームから、ぜひお問い合わせください。
はじめに
JANコード出力にあたり、下記のサイトにものすごく助けられました。というか、下記のサイトの情報だけで実現できています。本当に感謝です。下記サイトの内容が実質当記事の全てですので、ぜひご一読ください。
実現したいこと
kintoneアプリのJANコードと品名の値をもとに、JANコードをEXCELで出力します。
このアプリの内容を元に
こんな感じのJANコードをEXCELで生成します。
全体の流れ
- JANコードの文字列を生成できるEXCELを入手
- PCにJANコードのフォントをインストール
- kintoneからEXCELに値を出力する。
- 動作確認
1.JANコードを生成できるEXCELを入手
JANコードはCODE39等のバーコードとは違い、元の数字をそのまま出すのではなく、一度しかるべき文字列に変換する必要があります。
前述のサイトの下記URLから入手しました。使用条件については、下記サイト記載の内容をきちんと読んでご使用ください。
上記サイトの下図部分からダウンロードしました。
このEXCELがとてもよく作られており、下図の様に、A列に値をいれると、B列にJANコード出力に必要な文字列が自動生成されます。
2.PCにJANコードのフォントをインストール
次にこちらの文字列をバーコードとして表示するための、フォントをインストールします。こちらも同じサイトから入手しました。
私が使用したのは、JANCODE-nicotanです。下記サイトより入手可能です。使用条件については、下記サイト記載の内容をきちんと読んでご使用ください。
このフォントを指定して、EXCELで設定することで、文字列がバーコードとして表示されるようになります。具体的なバーコードの大きさや品名の表示位置等はEXCELでうまく調整してみてください。
3.kintoneからEXCELに値を出力する。
後は、kintoneアプリにボタンを追加して、指定EXCELのしかるべき場所に値を書きだしてあげれば動作します。
弊社の場合は、kintoneの値をEXCELに出力する仕組みを組み込んでいるので、それを使用します。
4.動作確認
下図の様な形で出力されます。バーコードが出ない場合はフォントがきちんと設定されているか確認してみてください。
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