kintoneでフィールドを他のアプリにコピーしたいときに便利なkToolsの話
記事概要
kintoneであるアプリから他のアプリにフィールドをコピーしたいときに、kToolsを使うと超絶便利ですよというお話。
自社でもこの記事の内容を実現してみたい。という方がおみえでしたら、kintoneスポット開発無料相談フォームから、ぜひお問い合わせください。
やりたいこと
アプリAにあるフィールド。例えば商品コード、商品名、単価という項目を新しいアプリBにそのまま複写したい(下図はイメージ、ChatGPTが書いた)。
通常のやり方
kintoneではアプリからアプリへのフィールドの複写機能はないので、アプリ毎まるごとコピーするか、手作業で1個ずつ移していく必要があります。
kTools
kToolsは下記で公開されているアプリテンプレートです。
(以下説明文サイトより引用)
kintoneの運用、アプリの開発・管理をしていくうえで、便利な機能をツールボックス化し1つのアプリにまとめました(アプリテンプレートとして配布しています)。
こちら、アプリテンプレートとして提供されているので、アプリとしてインポートすればそのまま使えます。いろいろな機能があるのですが、この中の「フィールドまるごとコピー」がすごく便利です。
フィールドまるごとコピーの使い方
この5ステップでフィールドコピーができます。
- コピー元アプリIDを入力
- コピー先アプリIDを入力
- アプリチェックを押す
- コピーしたい項目を選ぶ
- 実行を押す
いいこと
例えば商品アプリの項目を他の複数アプリにコピーしたい際に、マウスクリックだけで操作ができる上に、フィールドコードもそのままコピーされますので、同じ項目なのにアプリ毎にフィールドコードが異なる等の不一致感を減らすことができます。
あと本当に楽です。
ちょっとだけ注意事項
コピー先アプリを編集中に、「あ、あのアプリからフィールドコピーしたい。」と思い立って、フォームを保存せずに、kToolsで項目をコピーすると、保存前のアプリに項目がコピーされて、そこでフォームデザインが確定されて、保存前の作業が無駄になることがあるのでご注意を。
まとめ
シンプルな機能だけに、生産性向上に直接効いて来るのでお勧めです。ぜひ試してみてください。kToolsにはほかの機能もあるので、それも試してみると面白いかもしれません。
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