watchOS: 古いWatchKitの情報に惑わされる

watchOS 5まではWatchKitを使ってiPhone側にAppを作らなければならなかったのが、watchOS 6からはwatchAppという格好で、AppleWatch側だけのAppで動くようになりました。

なので、古い記事だと今の状況と違うことが書かれていることがあり注意が必要です。

例えば、AppleWatch用AppとiPhone用Appでデータを共有する目的にNSUserDefaults+AppGroupsが使える、といったものです。
この2つが同じiPhone上にいた時代はそれでよいのですが、現在ではAppleWatch用AppはAppleWatch上、iPhone用AppはiPhone上に居るので、NSUserDefaults+AppGroupsでは共有できません。
あるいはそれ以外のローカルファイル共有の仕組みでも共有できません。
（え、やれるの？って思って、やってみましたがダメでした）

ネットワーク経由の何かで共有するしかないのだと思います。

iOSだと情報が多いので古い情報に惑わされることはあんまりないのですが、watchOSは情報が少ないので見極めが大変ですね。