Mac版Chrome/Edgeの「終了するには⌘Qを押します」の謎

Mac版Chromeでは⌘Qを押して終了しようとすると「終了するには⌘Qを押します」って出ます。
え、いま押しましたよね?ってなります。
この確認はオフにもできます。だからまあオフにしています。
ただ、今まで見たことない確認だし、その確認をすることの意味も分からないので、背景を知りたいなと思う次第です。
他はEdgeしか見たことがない、というか同じものだし。

GPT-4の回答は以下のようなものでした。
その警告メッセージは、誤ってChromeを閉じることを防ぐためのものです。
Macのキーボードでは、CommandキーとQキーが隣接しているため、ユーザーが誤ってCommand + Qを押し、すべての開いているタブを閉じてしまうことがあります。それを防ぐために、Chromeではこの警告メッセージが表示されます。
Chromeでは多くのユーザーが複数のタブを同時に開いて使用しているため、その全てを誤って閉じてしまうと大きな問題になる可能性があります。それを避けるために、このような安全機能が設けられています。
ただし、この機能は設定から無効にすることも可能です。無効にする方法は、Chromeの「設定」メニューに進み、「詳細設定」に行き、「システム」の部分にある「⌘Qキーを押して終了する前に警告を表示する」のチェックを外すことで行うことができます。
なんでしょう?「Macのキーボードでは、CommandキーとQキーが隣接」というのは初耳です。
まあ「全てを誤って閉じてしまう」のを防ぐ、という意図は分かります。
であれば「終了すると、全てのタブが閉じられますが良いですか?」とかいうメッセージにしてそこでOK・キャンセルを選択させるべきじゃないかと思いますね。
コマンド+Qを押すと、1回メッセージが出てそのコマンドを無効にして、もう1回コマンド+Qを押すと今度はそのコマンドは有効になる。普通に考えておかしなUIです。
変に2回押す癖がついてしまって、他のアプリでコマンド+Qを2回押してしまうと、前面のアプリとその次に出てくるアプリが終了してしまいます。
GPT-4さんがそう思っているだけで、本当は別の意図があるのかも知れませんが。

↑のような記事もあるので、コマンド+Q一発で終了するのが問題、というのは分かります。
問題は、なぜこんな訳の分からない「もっかい押す」あるいは「連打したことになるまで長押しする」というUIになったかですね。
メッセージ表示するだけじゃだめなのかしら。
こんなUIが流行りだしたらいやだなと思っています。