モダンでスタイリッシュなアプリしか売れないのか?
自作のアプリがどうしてもダサい。
以前からの疑問
記事のタイトルに記載した通り、前々から「モダン、クール、スタイリッシュなものしか売れないのか?」という疑問があった。
多くの人々が、かっこよく美しいものを作ろうとするけれども、実際それは売れるのか。あるいはそうでないものは売れないのか。
我々のようなダサい人種が居るとして、それらの人々は「クールなものを選べるのか?」
選べずにダサいものを選んでしまうがゆえにダサいのではないのか。
そう考えると、ダサいものには一定の需要がある。
ダサい人の数だけ需要がある。
そしてもしかしたら、スタイリッシュな人よりもダサい人のほうが多いかも知れない。というか多い。スタイリッシュな人は希少性がある。
ただし残念
ダサい人が多く、スタイリッシュな人は少ない。
そしてダサい人はダサいものしか選べない。
ということはダサいものも十分売れる。
そうなんだけれども、我々ダサい開発者にとって不幸なことにそううまくは行かない。
いったん「この人はスタイリッシュ」と世間が認識すると、「この人のマネをすれば」「この人がいいと言ったものを選べば」それはクールでスタイリッシュ、ということになる。
ダサい人はこれらの人々のマネをし、ダサいものは選ばれにくくなる。
つまり
我々ダサい開発者としては「ダサいのに人気者」をぶち上げるしかないだろうという結論になる。
幸いなことにYouTubeの人気者にはダサい人も多い。
(これは、ダサい人が直接YouTubeを自由に見るせいで「スタイリッシュかどうか」をフィルタする人が居ないことも関係している気がする)
彼ら「ダサいのに人気者」にアプリを売り込めば良いのではなかろうか。
逆に、YouTuberの皆さん、アプリ開発者が売り込みに来たら「ダサい人気者」だと認識されているということですからね。
冗談はさておいて
ダサい人がスタイリッシュな人をマネするにも限度がある。そもそもダサい人とスタイリッシュな人とでは興味のカテゴリが違い、同じカテゴリでスタイリッシュなものをマネできない可能性も高い。
まじめに、ダサい人はダサいものを選ぶ傾向があるとすれば、やはり一目でそのダサさが伝わるようなネーミング、アイコン、説明文にしなければならない。
欲をかいて、あるいはカッコつけようとして、スタイリッシュな要素を盛り込もうとすると、中途半端にダサくなってしまい、結果ダサい人に選ばれなくなってしまう。
小林製薬のネーミング、ドンキのPOP、楽天の販売ページなど、見習うべき要素は多くある。
最後に
本文中、読者の皆さんを「”我々”ダサい開発者」とひとまとめにして済みませんでした。
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