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windowsとのフォルダ共有のためのsambaの導入手順
samba
とはWindowsネットワークの諸機能をWindows以外のシステムで利用できるようにするソフトウェアである。主にLinuxなどのUNIX系OSで動作するコンピュータをWindowsネットワーク上のサーバやクライアントとして利用するために用いられる。
Linux側にインストールすればWindowsエクスプローラからLinuxのファイルへアクセスすることができる。
インストール方法
sudo apt install -y samba
ユーザの登録
次にユーザ登録を行う。
Linuxで登録しているユーザー名と等しくする必要があるので注意。
sudo pdbedit -a $(whoami)
以下のコマンドで登録されているかを確認
sudo pdbedit --list
共有ディレクトリの設定方法
次にWindowsエクスプローラからアクセスするために共有フォルダの設定を行う。
samba
の設定ファイルは/etc/samba/smb.conf
となる。
sudo vim /etc/samba/smb.conf
設定ファイルの最下部に以下のように記述
/etc/samba/smb.conf
[work]
path = /home/kabec
writeable = yes
valid users = kabec
-
path
でWindowsからアクセスする際のルートディレクトリを指定 -
writeable
で書き込み権限を追加 -
valid users
で前述の手順で登録したユーザー名(Linuxで登録しているアカウント名)を記述 - Windowsエクスプローラ側で表示するフォルダ名は
[ ]
内に記載でき、自由な文字列で記入できる(上記の設定の場合はwork
として表示される)。
上記の設定が完了したら以下のコマンドでsambaサーバーをリスタート
sudo systemctl restart smbd nmbd
sudo systemctl restart smb nmb
上記手順を踏んでも旨く接続できない場合はポートが解放されていない場合がある。
以下の手順でポート開放(sambaで使うポート番号は445
)
sudo ufw allow 445
sudo ufw reload
sudo ufw status
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