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新しいssh接続先を追加する際のセットアップ(Windows)
新しいssh接続先を追加する際のセットアップ方法についてまとめる(ほぼ自分用)
設定するのは以下
- ssh設定ファイルへの追記
-
Windows Terminal
の設定ファイルへの追記 -
Windows Terminal
でのssh接続先起動用のbatファイルの作成
ssh設定ファイルへの追記
~/.ssh/config
に新しい接続先の情報を記載する。
Windowsの場合は%USERPROFILE%\.ssh\config
を編集する。
なお、設定ファイルは以下の手順でvs code
からでも開くことが可能。
- 拡張機能の
リモートエクスプローラー
を開く -
SSH
と記載の行の右側の設定アイコン(歯車アイコン)をクリック -
更新するSSH構成ファイルを選択する
画面で対象の設定ファイルをクリック
※デフォルトでフォーカスしているC:\Users\[ユーザー名]\.ssh\config
を選択すればよい
~/.ssh/config
Host [リモートホスト名のエイリアス]
User [リモートホストのユーザー名]
HostName [リモートホストのIPアドレス or ホスト名(名前解決可能な場合)]
IdentityFile ~/.ssh/[秘密鍵ファイル名]
IdentitiesOnly yes
Port [ssh用のポート番号]
-
Host
は適当な文字列を記述、呼び出しやすいように短い文字列を推奨。 -
IdentityFile
,IdentitiesOnly
は鍵認証を設定している場合は追加
Windowsでも~/.ssh/
の形式パスを記述しても読み取る仕様- 鍵認証の設定方法については以下を参照。
https://zenn.dev/kabec_dev/articles/69b0e7443993f4
- 鍵認証の設定方法については以下を参照。
-
Port
は設定していない場合デフォルトの22が使用される。
Windows Terminal
の設定ファイルへの追記
次にWindows Terminal
の設定ファイルに新しい接続先の情報を記載する。
Windows Terminal
の設定ファイル(settings.json
)は以下の手順で開くことができる。
-
Windows Terminal
を起動 -
ctrl
+,
で設定を開く - 画面右下の
JSON設定ファイルを開く
をクリック
settings.json
のprofiles
に接続情報を追加
settings.json
{
"name": "[プロファイル名として表示したい文字列]",
"colorScheme": "Campbell",
"commandline": "C:\\Windows\\System32\\OpenSSH\\ssh.exe [~/.ssh/configに記載のホスト名]",
"font": {
"face": "Cascadia Code PL",
"size": 9.0
},
"guid": "[PowershellやDevToysで作成したUUIDをコピペ]",
"icon": "ms-appx:///ProfileIcons/{9acb9455-ca41-5af7-950f-6bca1bc9722f}.png"
}
-
name
: プロファイル名として表示したい文字列
ssh設定ファイルに記載のホスト名と同じにすることを推奨。
参照しているわけではないので別名でも問題ない。 -
colorScheme
: 設定ファイルのschemes
に記載されているテーマ名を記述 -
commandline
: sshのコマンドを記述。
前項で追記したsshファイルのホスト名を記述。 -
font
: デフォルトではインストールされていないのでこちらからフォントをダウンロードし、ttf
フォルダ配下のCascadiaCodePL.ttf
をダブルクリックで実行しインストール。 -
guid
:Powershell
ではNew-Guid
コマンドでDevToysではUUID生成ツール
を使って生成することができる。 -
icon
:Tux
アイコンを参照
以下を参考に他のアイコンも指定することも可能。
colorSheme
について
デフォルトで所謂Monokai
テーマがないので以下を新たに追加。
※といってもCampbell
テーマのbackground
を#272822
に変更しただけ。
{
"background": "#272822",
"black": "#0C0C0C",
"blue": "#0037DA",
"brightBlack": "#767676",
"brightBlue": "#3B78FF",
"brightCyan": "#61D6D6",
"brightGreen": "#16C60C",
"brightPurple": "#B4009E",
"brightRed": "#E74856",
"brightWhite": "#F2F2F2",
"brightYellow": "#F9F1A5",
"cursorColor": "#FFFFFF",
"cyan": "#3A96DD",
"foreground": "#FFFFFF",
"green": "#13A10E",
"name": "Monokai",
"purple": "#881798",
"red": "#C50F1F",
"selectionBackground": "#FFFFFF",
"white": "#CCCCCC",
"yellow": "#C19C00"
}
batファイルの作成
Win + Rのファイル名を指定して実行
からすぐに呼び出すためにbatを作成。
batはパスが通っている場所に格納しておく。
@echo off
wt -p "[Windows Terminalで設定したプロファイル名]"
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