Chapter 04

インスタンス

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2021.11.23に更新

インスタンスとは

インスタンスとは、データベース・ファイルを管理する一連のメモリー構造のことを指す.
Oracleの場合、インスタンスはシステム・グローバル領域(SGA)とバックグラウンド・プロセスから構成される (参考).

インスタンスの起動方法

インスタンスの起動には以下のコマンドを用いる.

STARTUP [ NOMOUNT | MOUNT | OPEN (デフォルト) ]

起動時に任意の状態をオプションで指定することで、指定した状態でインスタンスを立ち上げることが出来る.

1.NOMOUNT

インスタンスのみ起動が行われた状態. インスタンス起動に必要な初期化パラメータが読み込まれ、SGAの割り当ておよびバックグラウンドプロセスが起動される. インスタンスが起動しているため、CREATE DATABASEなどでデータベースの作成が行える.

2.MOUNT

制御ファイルのみ読み書き可能な状態. 制御ファイルは初期化パラメータにて指定される.

3.OPEN

データベース (データファイルやREDOログファイルなど) に読み書き可能な状態. 読み込まれるファイルの設定は制御ファイルにて指定される.


インスタンスの停止方法

インスタンスの終了には以下のコマンドを用いる.
停止されたインスタンスの状態は、一般的にSHUTDOWN状態と呼ぶ.

SHUTDOWN [ NORMAL (デフォルト) | TRANSACTIONAL | IMMEDIATE | ABORT ] 

インスタンス終了時のオプションは以下の通り.

  • NORMAL : 全てのユーザ接続が終了した際にインスタンスを終了する.
  • TRANSACTIONAL : 実行中のトランザクションが全て終了した際にインスタンスを終了する. ユーザは実行中のトランザクションが終了次第、切断される.
  • IMMEDEIATE : 実行中のトランザクションをロールバックし、インスタンスを終了する. ユーザは即座に切断される.
  • ABORT : インスタンスを強制終了する. ユーザは即座に切断される.