Chapter 05

初期化パラメータ

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2021.12.19に更新
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初期化パラメータ

初期化パラメータファイルに記載されたインスタンスに関するパラメータ設定を初期化パラメータと呼ぶ. 明示的に値を指定されていない場合は、各項目のデフォルト値が使用される.
初期パラメータファイルにはspfile、またはpfileを使用できる.


spfile

バイナリ形式の初期化パラメータファイル (デフォルトで使用され、優先的に読み込まれる).
以下のコマンドで値を変更できる.

ALTER SYSTEM SET <パラメータ名> = <設定値> [SCOPE = {SPFILE | MEMORY | BOTH}]

指定できるSCOPEの選択技は以下の通り.

  1. SPFILE : インスタンス再起動後に設定が有効となる. インスタンス起動中に変更が不可能なパラメータを静的パラメータと呼ぶ.
  2. MEMORY : 起動中のインスタンス内のみで有効となり、再起動後に変更は失われる. pfileでは、MEMORYのみが使用可能. インスタンス起動中に変更が可能なパラメータを変更可能パラメータ(動的パラメータ)と呼ぶ.
  3. BOTH (デフォルト) : 上記2つの両方を有効とする.

また、日付フォーマット等の一部のパラメータは以下のようにセッション単位で変更できる.

ALTER SESSION SET <パラメータ名> = <設定値>

pfile

テキスト形式の初期化パラメータファイル. 設定値を変更したい場合は、エディタなどで直接値を変更する. ALTER SYSTEM SET コマンドで設定値を変更した場合、変更内容はメモリ上のみに適応されるがpfileは上書きされないため、再起動後に変更内容が失われる.

設定されている初期化パラメータを確認するには以下の方法が存在する.

  • SQL Plus の SHOW PARAMETERS コマンド.
  • 動的パフォーマンスビューのV$PARAMETER, V$SYSTEM_PARAMETER

SHOW PARAMETERSの実例は以下の通り.


// 初期化パラメータ一覧を全て表示の場合
SHOW PARAMETERS

// 出力例)  |             NAME            |   TYPE   |   VALUE   |
           |            :----:           |  :----:  |   :----:  | 
           |           DBFIPS_140        |  boolean |   false   |   
           | O7_DICTIONARY_ACCESSIBILITY |  boolean |   false   |   
           |     active_instance_count   |  integer |           |   
           |      allow_global_dblinks   |  boolean |   false   | 
                          ⋮  
           |          xml_db_events      |  string  |  enable   | 


// 初期化パラメータ名を指定して部分一致する一覧の表示の場合
SHOW PARAMETERS active

// 出力例)  |             NAME            |   TYPE   |   VALUE   |
           |            :----:           |  :----:  |   :----:  | 
           |     active_instance_count   |  integer |           |   
              |   autotask_max_active_pdbs  |  integer |     2     |