Postmanで送信テストするには
はじめに
Webアプリケーションの開発はAjaxが登場して以来、フロントエンドからバックエンドサーバに対してデータベースの値などを取得する要求を行うようになりました。
またフロントエンドに要求されるスキルがあがり、フロントエンドとバックエンドの開発は分担して行われるようになってきました。
そのため、両者で足並みを揃えて開発していくことになるのですが、フロントエンド側の画面開発が終わらないと、バックエンド側の処理を呼び出す試験ができません。
また、バックエンドの開発にバグがある場合、フロントエンドから送ったらリクエストが正しいのか判別しづらい状態になります。
しかし、今回紹介するアプリを使えば画面を作らなくても任意のURLにリクエストを送ることができます。
見ていきましょう。
Postmanを使う
ポストマンというアプリケーションを使えばテストが簡単になります。
画面はこんな感じ。
以下からダウンロードできます。ブラウザ版もあってほぼ同じ画面です。
使い方
今回は無料でAPIリクエストの練習をさせてくれる以下のサイトを利用しています。
新規リクエスト作成
ここからテストしたいリクエストを作成できます。
リクエストに日本語の名前をつけて分かりやすくできます。
リクエストをフォルダ分けして整理することもできます。
URLとメソッドの指定
次にここにURLを入力して、リクエストメソッドを選択します。
大抵GETかPOSTになると思います。
特にパラメータなどが不要なAPIですとこれだけ入力して送信ボタンを押下すると以下のように取得結果がでます。
パラメータの入力など
ここのタブを切り替えることでクエリパラメータやヘッダー情報・ペイロードなどを指定できます。
例えばパラメータタブで入力するのはこんな感じ。
自動的にURL欄も変化します。
環境変数
URLやクエリパラメータは変数を使って可変にできます。
URLに{{ 環境変数キー }} の形で埋め込んでおきます。
そして環境設定をこのように指定します。
すると、URLにこの現在地が代入されて送信されます。
おわりに
今回紹介したのは機能の一部になりますが、便利さが伝わったでしょうか?
私は現在アサインされている案件では毎日使っているフロント開発には手ばせないアプリとなっております。
一度使うと画面から毎回リクエストテストするのが馬鹿らしくなるレベルで便利です。
ぜひ使いこなしてみてください。
株式会社ONE WEDGE
【Serverlessで世の中をもっと楽しく】 ONE WEDGEはServerlessシステム開発を中核技術としてWeb系システム開発、AWS/GCPを利用した業務システム・サービス開発、PWAを用いたモバイル開発、Alexaスキル開発など、元気と技術力を武器にお客様に真摯に向き合う価値創造企業です。
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