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📚コミットテンプレートを作成してみた話📚
概要
- 個人開発の際、イチからコミットメッセージを打つのがめんどくさい。。。
- テンプレートを作って毎回の記述内容を減らしたい✏️
- 書式を統一して履歴を見返しやすくしたい👀
という思いから「コミットテンプレート」を作成してみました!
環境
- MacBook Pro(M1 2021)
- macOS 13.0.1
- SourceTree 4.1.9(245)
コミットメッセージとは?
- ソフトウェア開発において、コミット(変更を保存すること)を行う際に、その変更の内容や理由を説明するためのテキストのことです。Gitなどのバージョン管理システムでは、コミットメッセージを記録し、その後の変更履歴を読み返すために使用されます。
コミットテンプレート作成方法
.commit_templateファイルの作成
- 全てのGitリポジトリのコミットメッセージとして使いたい場合
ターミナルにて、ルート直下に.commit_template
を作成します
cd ~
# touchコマンドは「ファイル作成・ファイルの更新」をするコマンドです
touch .commit_template
- 特定のリポジトリのみのコミットメッセージとして使いたい場合
cd <プロジェクトのディレクトリ>.git/config
touch .commit_template
作成したファイルをgitコマンドでテンプレートに設定
以下を実行して先ほど作成した.commit_templateをテンプレートメッセージとして設定します。
- 全てのGitリポジトリのコミットメッセージとして使いたい場合
cd ~
# --global オプションは「ユーザー単位の設定」をする際に使用します
git config --global commit.template ~/.commit_template
-
特定のリポジトリのみのコミットメッセージとして使いたい場合
対象リポジトリ内の
.git/config
cd <プロジェクトのディレクトリ>.git/config
# --local オプションは「ユーザー単位の設定」をする際に使用します
git config --local commit.template ~/.commit_template
テンプレートの中身を編集
エディタを開きます
cd <.commit_templateのディレクトリ>
open .commit_template
テンプレートメッセージでは#
の箇所はコメントアウトされます(SourceTreeなどご使用の際は注意(後述))
.commit_template
# ==== Commit Messages ====
# ==================== Format ====================
# :emoji: Subject
#
# Commit body...
# ==================== Emojis ====================
# 🎉 :tada: 初めてのコミット(Initial Commit)
# 🔖 :bookmark: バージョンタグ(Version Tag)
# ✨ :sparkles: 新機能(New Feature)
# 🐛 :bug: バグ修正(Bagfix)
# ♻️ :recycle: リファクタリング(Refactoring)
# 📚 :books: ドキュメント(Documentation)
# 🎨 :art: デザインUI/UX(Accessibility)
# 🐎 :horse: パフォーマンス(Performance)
# 🔧 :wrench: ツール(Tooling)
# 🚨 :rotating_light: テスト(Tests)
# 💩 :hankey: 非推奨追加(Deprecation)
# 🗑️ :wastebasket: 削除(Removal)
# 🚧 :construction: WIP(Work In Progress)
これで、コミット時に自動で.commit_template
の設定内容が自動で挿入されます!
SourceTreeでのコミット例
総括
私のような初心者はコミットテンプレートを設定しましょう!
- コミットコメントのカンペを用意することで「良いコミットメッセージを書く習慣」がつく
- 絵文字でコミットの大体の内容が瞬時に把握しやすくなる
- リポジトリがカラフルになって見やすい、かわいい
のようなメリットを享受することができます✨
是非、日々の開発を楽しくするためにも、効率化を図るためにも、コミットテンプレートを設定して見てください!✏️
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