Open1

PrismaのModelの作成について

MygMyg

参考:
https://www.prisma.io/docs/orm/prisma-schema/data-model/models

https://www.prisma.io/docs/orm/prisma-schema/data-model/relations/relation-mode

関係モード

Prismaスキーマでは、レコード間のリレーションは属性で定義されます。例えば、次のスキーマでは、モデルとモデル@relationの間に1対多のリレーションが存在します。UserPost

model Post {
  id       Int    @id @default(autoincrement())
  title    String
  author   User   @relation(fields: [authorId], references: [id], onDelete: Cascade, onUpdate: Cascade)
  authorId Int
}

model User {
  id    Int    @id @default(autoincrement())
  posts Post[]
}

注意

Prismaでの削除処理において、P2003エラーが発生する場合がある。主な原因としては、以下である。

P2003エラーの原因

  1. 外部キー制約の違反:
    P2003エラーは、削除しようとしているレコードが他のテーブルの外部キーとして参照されている場合に発生します。例えば、Userテーブルのレコードを削除しようとした際、そのレコードが他のテーブル(例えば、postやitemど)で参照されていると、データベースは整合性を保つために削除を拒否します。

  2. 存在しないレコードの削除:
    指定したIDのレコードがデータベースに存在しない場合も、P2003エラーが発生することがあります。この場合、where句で指定した条件が一致するレコードが見つからないため、削除操作が失敗します。

  3. 不適切なIDの型:
    idをNumber(id)で変換している場合、userIdが数値に変換できない文字列であると、正しいIDが指定されず、結果的に削除が失敗することがあります。この場合も、データベースは該当するレコードを見つけられず、エラーが発生します。

エラーの対処法

  1. 外部キー制約の確認:
    削除しようとしているレコードが他のテーブルで参照されているかどうかを確認し、必要に応じて関連するレコードを先に削除するか、外部キー制約を適切に設定する必要があります。

  2. レコードの存在確認:
    削除を行う前に、対象のレコードが存在するかどうかを確認するために、findUniqueメソッドを使用して、削除対象のレコードを取得することが推奨されます。

  3. IDの型の確認:
    userIdが正しい形式であることを確認し、数値に変換する際にエラーが発生しないように注意します。

これらの点を確認することで、P2003エラーを回避し、正常に削除処理を行うことができるでしょう。

実際に開発を行っている際に上記のエラーに直面した。Userテーブルのデータを削除しようとしたところ、P2003が出た。
そのため、関連するテーブルである、Postのレコードを先に削除する処理を行ったところ、エラーを解決することができた。