Open3

ブラウザのデータ保管機能まとめ〜Cookie編〜

kohei.comkohei.com

ユースケース

ログイン状態の維持:

ユーザーIDやパスワードなどの認証情報をCookieに保存することで、次回以降のアクセス時に自動ログインを実現できる。

ショッピングカートの保存:

ユーザーが選択した商品情報をCookieに保存することで、ページ遷移やブラウザの閉じた後でも、カートの中身が保持される。

サイトの設定の保存:

フォントサイズやテーマ、言語設定などのユーザーがカスタマイズしたサイトの設定情報をCookieに保存し、次回以降もその設定でサイトを表示できる。

広告のターゲティング:

ユーザーの閲覧履歴や検索履歴をCookieに保存し、ユーザーの興味関心に合わせた広告を表示できる。

セッション管理:

ユーザーのセッションIDをCookieに保存することで、複数のページにまたがって同一のユーザーであることを識別できる。

kohei.comkohei.com

cookie便利だけど以下の危険性をはらんでいる

セキュリティリスク

セッションハイジャック:

他人にCookieを盗まれることで、そのユーザーになりすましてサイトにアクセスされるリスクがあります。

XSS攻撃:

悪意のあるスクリプトによって、Cookieの情報を盗み出される可能性があります。

クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)攻撃:

偽のページに誘導され、悪意のあるリクエストが送信されてしまう可能性があります。

情報漏洩:

Cookieに保存された情報が、漏洩した場合に個人情報やパスワードなどが盗まれる可能性があります。

kohei.comkohei.com

cookieの歴史的背景

目的

Cookieは、Webサイトの機能を向上させるために誕生した技術

背景

従来のWebサイトは、静的なHTMLファイルで構成されており、ユーザーごとに表示内容を変えることが困難だった。しかし、インターネットの発展に伴い、ユーザーごとにカスタマイズされた動的なWebサイトが求められるようになる。

ユーザーがWebサイトを何度も訪れる際に、毎回同じ入力を行う必要がないように、一度入力した情報を記憶する仕組みが必要だった。

これらの背景から、1994年にネットスケープコミュニケーションズによってCookieが開発された。