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AmplifyホスティングでNode.jsバージョンを変更する方法
Amplifyを使っていると、Node.jsのバージョンによってデプロイできないことがあります。
今回は、AmplifyホスティングでNode.jsのバージョンを変更する方法を紹介します。
デフォルトイメージを変更すれば良い
結論から言いますと、
Amplifyホスティングで使用しているデフォルトイメージを変更すれば良いです。
ここではAWS Amplify Consoleのデフォルトイメージを変更する方法を紹介します。
- AWS Amplify Consoleのコンソールを開き、左メニューのアプリの設定を開きます。そして、その中にあるビルドの設定を開きます。
- 下の方にBuild image settingsという項目があるので、そこでデフォルトイメージを変更します。
- デフォルトではAmazon linux:2 が選択されていますが、構築イメージに変更します。
4. 更新をして、再度ビルドを実行します。
これでエラーが発生しなくなります。
デプロイも無事完了できるようになります。
こんな場合に役立つ
例えば最新版のAstroを使ってサイトを構築する場合を考えます。バージョンは^3.1.0
です。
Amplifyホスティングでビルドすると、以下のようなエラーが発生します。
Node.js v16.19.0 is not supported by Astro!
Please upgrade Node.js to a supported version: ">=18.14.1"
パッケージインストールする際に起きるエラーですが、Astroに対応しているNode.jsバージョンではないのでアップグレードしてくれよっていう内容です。
見る限り、デフォルトのNode.jsバージョンは16.19.0
のようです。
解決策としては、Amplifyデフォルトで使用しているNode.jsバージョンを変更することです。
さいごに
普段はそこまでデプロイ環境を意識することがないので、少し手間取りました。
同じ状況になった場合、参考にしてください。
参考
以下のIssueを参考にしました。最後の方に解決策が書かれています。
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