microCMSについてメモ
サマリ
日本製のHeadlessCMS。シンプルなUIで使いやすさはかなり高い。非技術者でも簡単にコンテンツを管理できる。
機能
- コンテンツ管理とAPI管理を同時に実現
- 複数アプリのデータを簡単に管理
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- コンテンツ管理とAPI管理を同時に実現
コンテンツを修正するだけでAPIのレスポンスも変化する
他のCMSと比べた時のメリットデメリット
▼メリット
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管理画面、ドキュメント共に日本語対応
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様々な開発言語のチュートリアルが記載されており、クライアントの言語の要望に応えやすい(kurocoCMSのドキュメントにはNuxtのみ記載…)
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非技術者にも使いやすいUI(APIを別で管理する必要がない)
▼デメリット
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無料枠が小さい
無料の場合…
- 最大3人のメンバー
- 最大3つのAPI
上記は2023/2/22現在の数値
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無料枠でAPIエンドポイントにIP制限をかけられないため、セキュリティリスクがある
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CORSの設定は可能だがAPI自体にIP制限をかけられないので、ブラウザ以外からアクセスされた時にCORSの設定をすり抜けてしまうセキュリティリスクがある
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基本CORSの設定をすることでセキュリティリスクは大きく軽減されるが、もしクライアントからIP制限の要望がある場合は有料版へアップデートするか別のCMSを検討する必要がある
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おすすめの用途
無料枠が小さいため、小規模のwebサイトに適していると言える。
ただし、クライアントが日本語しか読めない & CMSの運用をクライアントがメインで行う場合は、UIが見やすくて操作数の少ないMicroCMSをおすすめします。
CMSの設計工数
APIを自動で生成してくれるので、他のCMSより設計工数を少なくしやすい。
プロジェクトの規模にもよりますが、小規模(APIが1 ~ 3個ほど)のプロジェクトでも約0.25 ~ 0.5人日ほど削れる見込み。
MicroCMSを使っているサイト例
- C CHANNEL:https://www.cchan.tv/
アジア圏を中心にファッション、美容、料理など様々なテーマの動画を提供するメディアサイト。
動画のタイトルや説明文、タグなどのコンテンツを管理している。
- Tomy Corporation:https://www.takaratomy.co.jp/
日本の玩具メーカーのWebサイト。
商品紹介やイベント情報、お知らせなどのコンテンツを管理している。
- POKÉMON CAFE:https://www.pokemoncenter-online.com/cafe/
ポケモンの公式カフェのWebサイト。
メニュー情報やイベント情報などのコンテンツを管理している。
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